ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

平成30年4月1日から障害者雇用促進制度が変更(厚生労働省)

2018年03月03日 12時10分05秒 | 障害者の自立

 平成30年4月から、法定雇用率の引上げをはじめとした障害者雇用促進制度の変更が適用される。
「障害者が地域の一員として共に暮らし、共に働く」ことを当たり前にするため、すべての事業主は、法定雇用率以上の割合で障害者を雇用する責務を負っている。障害者の雇用は、共生社会の実現、労働力の確保、および障害者が働ける環境整備による生産性の向上等も期待されるところであり、事業主には積極的な対応が求められる。

<主な変更点>
1.障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わる
身体障害者、知的障害者に加えて精神障害者も対象となる。

2.法定雇用率の変更。
  <民間企業の場合の法定雇用率>
   現行(2017年3月末まで)   2018年4月以降
        2.0%       →   2.2%
  ※上記1の変更に伴う変更。
これにより、障害者雇用義務のある民間企業の範囲が、「従業員50人以上」から
「従業員45.5人以上」に変わる。

3.精神障害者である短時間労働者の雇用人数算定方法の変更
 精神障害者である短時間労働者(週20~30時間の勤務)で、所定の条件を満たす労働者については、これまで「0.5人」として計算されていたところ、「1人」として計算することができる。


詳細はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192051.html
  (厚生労働省HP「障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わります」)

なお、障害者を対象とした求人等の障害者雇用に関する相談については、ハローワークおよび独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構の各支部において受け付けている。

参考:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/index.html
(厚生労働省HP 障害者雇用対策)
http://www.jeed.or.jp/
(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構HP)

2018年3月 1日    日本商工会議所


障害者用駐車スペースに健常者がクルマを停めると罰則はあるの?

2018年03月03日 11時57分11秒 | 障害者の自立

日本でもバリアフリーが浸透し、ほとんどの店舗や施設でも障害者を考慮した設計がなされています。障害者用駐車スペースも、いたるところで見ることができますね。この障害者用駐車スペースですが、健常者がクルマを停めると罰則はあるのでしょうか?

障害者用駐車スペースとは?
障害者用駐車場

車いすのマークが記されている障害者用駐車スペースを見たことがないという人は、おそらくいないでしょう。

障害者用駐車スペースは、車の乗降に広いスペースが必要な車いす使用者や障害者、怪我をされた方、高齢者などが、安全で快適に駐車場を利用することを前提に設けられています。そのため、施設の入口に近い箇所で1台のスペースも広くとられています。(障害者用駐車場の幅は3.5m以上、通常の駐車場の1台分の幅は2.5m)

色も通常の駐車場とは塗分けられている場合があり、パッと見て他の駐車場と区別がつかないということはまずありませんね。

障害者用駐車スペースを使っているのは健常者?

残念ながら日本では、健常者でありながら障害者用駐車スペースを利用する人は少なくありません。どこも空いていない中、入口に一番近い障害者用駐車スペースが空いていれば、確かに利用したい衝動にかられてしまいそうではあります。

2015年に千葉県内で実施された調査では、障害者用駐車スペースを利用している8割の車は健常者だったとのこと。障害者が乗っている車かどうかは、車いすマークや四つ葉マークで判断したということなので、すべてが健常者の車であるとは言い切れませんが、かなりの健常者が障害者用駐車スペースを使っているようです。

健常者が障害者用の駐車スペースを利用してショッピングや観光を楽しんでいる中、身体に障害がある方は車を停められないがために残念な気分で施設を利用できず帰ってしまっているのかもしれないのです。

もし、あなたが健常者で障害者用駐車スペースを利用しているのであれば、そんな人がいるということを少しでも思い出してみてください。

健常者が停めると罰則はあるの?

日本国内では、障害者用駐車スペースの利用方法について取り締まる法律はありません。それが多くの健常者が障害者用駐車スペースを利用する理由なのかもしれません。

この障害者用駐車スペースですが、バリアフリー先進国のアメリカでは健常者が車を停めると、州によっては約2万8千円の罰金が課せられます。罰金2万8千円はなかなかの痛手ですね。そういった罰則を設けることで、障害者用駐車スペースに停める車を減らすことができるのでしょう。

日本でも、今後あまりにも駐車場利用のマナーが悪い場合は、取り締まりの対象になるかもしれません。

2018/02/28   CarMe


日産横浜工場  障害者施設へ寄贈

2018年03月03日 11時41分01秒 | 障害者の自立

麦の家などに

 日産自動車株式会社横浜工場(村田和彦理事工場長)は2月19日、鶴見区役所の区長室で障害者施設へ寄付する物品を記した目録を、征矢雅和鶴見区長に渡した。

 同社では、工場がある鶴見区と神奈川区に貢献しようと、障害者施設が希望する物品を毎年交互に贈呈している。今回は(福)白根学園障害者支援施設希望、(福)大樹麦の家、(福)横浜社会福祉協会障害者就労支援型施設鶴見ワークトレーニングハウスの3施設にミニコンポやスタンドミキサー、クリーンロッカーなど要望があった品物を贈った。

 贈呈式には、征矢区長をはじめ、日産自動車(株)から田代亘総務部長らが出席。征矢区長は「長年支援いただきありがとうございます。これからも支援をお願いしたい」と感謝状を同社の田代亘総務部長に手渡した。

感謝状を手にする田代部長ら

タウンニュース    2018年3月1日


主治医などの意見聞き配転 障害者雇用で講習

2018年03月03日 11時32分45秒 | 障害者の自立

 愛知労働基準協会(大野智彦会長)は、愛知県内企業の人事労務担当者ら約40人を対象に、障害者を積極的に活用している中電ウイング㈱への見学会と、障害者雇用促進に向けた講習会を開催した。

 見学会では、障害に応じた仕事の配分方法などについて視察。たとえば、知的障害者は、包装などの軽微な定型業務に配置している。

 続く講習会では、福島大学の長谷川珠子准教授が、合理的配慮に関して説明した。「配置転換については、環境変化が症状を悪化させる恐れがあるため、主治医などの意見を踏まえることが求められる。また、健常者以上に業務上の必要性が重視される」とした。

労働新聞    平成30年2月26日


盛岡病院が入所対応 18歳以上「重症心身障害者」

2018年03月03日 11時22分42秒 | 障害者の自立

 盛岡市青山の国立病院機構盛岡病院(菊池喜博院長)は2019年4月をめどに重度の肢体不自由と知的障害が重複する18歳以上の「重症心身障害者」の療養介護施設を院内に新設し、短期入所利用も含め40床を確保する。受け入れ先が不足し、自宅待機が増えている重症心身障害者に対応する取り組みで、県や県重症心身障害児(者)を守る会(斉藤勉会長)などの要望を受け実施に踏み切る。

 盛岡病院は県や岩手医大と連携して医師や医療スタッフの確保を進め、休眠状態にあった空き病棟の改修も同時並行で行う。40床の確保により、現在県内に約50人いる入所待機者問題の解消が前進。空きベッドは短期入所に活用する。

(2018/03/01)   岩手日報