ゴエモンのつぶやき

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視覚障害者向けに長野駅の構造模型 長野工高生ら作製 

2018年03月10日 12時07分40秒 | 障害者の自立

 長野工業高校の生徒らが視覚障害者がJR長野駅の構造を学べる模型を作製し、8日、 県長野盲学校(長野市北尾張部)に贈られた。同校は自立して通学できるよう、小学部の教材として活用する。

 社会貢献をテーマとしている長野工の「長光プロジェクト」の一環。県長野盲学校から「触地図だと分かりにくく、もっと立体的な地図はできないか」との要望を受け、通学や日常生活でよく使われる長野駅の模型を作った。

 長野駅を100分の1サイズに縮小した模型は、駅出入り口、階段、券売機、改札口などを再現。エスカレーターは昇り・降りを形状で分かるようにするなど工夫されている。さらに、改札やみどりの窓口など触ると音声で説明が流れる場所も41カ所組み込まれている。

 贈られた盲学校の生徒は早速、体験。上田市から通学しているという同校の三井芽衣さん(16)は「精密に作られていて、音声もあって、駅の構造がイメージしやすい。エスカレーターの方向も分かって、次は使ってみたい」と話した。

 長野工機械科3年の丸山颯斗さん(18)は「模型で正確に駅の特徴を覚えてもらって、より安全に歩いていただければ」と話した。

 


障害者スポーツの観戦71%→57%に減 昨年都民調査

2018年03月10日 12時00分59秒 | 障害者の自立

 障害者スポーツを見た人は2016年リオデジャネイロ・パラリンピック当時の71%から57%に減少――。東京都が昨年9月に実施した都民調査で、こんな結果が出た。2年後の東京大会を控え、都は「盛り返しのきっかけに」と平昌大会(3月9日開幕)に期待を寄せる。

 調査は18歳以上の都民3千人が対象で1907人が回答。「この1年で障害者スポーツを見たことがある」と答えた人は57%で、リオ大会中の16年9月に調べた前回から14ポイント下がった。「テレビやインターネットで見た」という人が前回の70%から56%に落ち込み、競技場で観戦した人はわずか3%で前回とほぼ同じだった。

 五輪選手については「5人以上知っている」と答えた人が85%だったのに対し、パラリンピック選手は「1人も知らない」が38%で最も多かった。

 障害者スポーツに「関心がある」「やや関心がある」は計57%(前回58%)。前回並みだった点について、小池百合子都知事は「底堅いとも言える」とみる。「関心がない」「あまり関心がない」は計39%(同37%)。関心がない理由は「どんな選手がいるか知らない」(36%)、「身近に関わっている人がいない」(32%)、「ルールや見どころが分からない」(28%)などだった(複数回答可)。

 「競技や選手を知ってもらう機会さえあれば、もっと関心を持ってもらえるのでは」と都オリンピック・パラリンピック準備局の担当者。平昌大会中に都内で競技体験会を開くなどPRを計画しており「選手の魅力や観戦のポイント、ルールを伝える工夫を続けたい」と話す。

2018年3月9日       朝日新聞