ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者視点で観光調査 行政や企業、街歩き検証

2019年02月06日 15時36分14秒 | 障害者の自立

 2020年に本県で開催される国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭などに向け、県は4日、誰もが快適な観光整備について考える「ユニバーサルデザイン講演会」を宮崎市の県企業局県電ホールで開いた。障害者の視点から、不便さを検証するフィールドリサーチなどがあった。

【写真】障害者と街を歩きながら、観光面の不便さや課題を探る参加者=4日午後、宮崎市・県庁前楠並木通り

2019年2月5日        47NEWS


「僕のせいでいじめられたら」障害者の子育て

2019年02月06日 15時16分14秒 | 障害者の自立

NHK「バリバラ」出演の玉木幸則さん語る

 脳性まひで手足や言葉に不自由がある中、障害者の自立支援に長年携わってきた玉木幸則さん(50)=兵庫県西宮市=は、NHK・Eテレの福祉番組「バリバラ」でコメンテーターを務めています。私生活では息子(21)と娘(17)の父。子育ての苦労やモットーを聞きました。

 -幼い時の子育ては。

 「妻はケアマネジャーで、共働き。保育園へのお迎えは僕の担当でした。でも遊びたい盛りの子どもたちは家に帰ろうとせず手こずりました。手を引いて帰ることができず『もう帰らへん?』と時間をかけて説得しました。家事は妻がやってくれましたが、妻の帰りが遅い時はヘルパーに来てもらったこともあります」

 -印象に残る出来事は。

 「2人とも3歳くらいになった時、かかとを上げた僕の歩き方をまねるようになって。親のまねをするって健全な発達。それを見て面白くなりました。3人で同じ歩き方をして買い物をしたこともあります。障害について面と向かって話すことはあまりありませんが、子どもらは知識としてではなく、親と子の関係の中で自然と理解したようでした」

 -不安なことはありましたか。

 「僕のせいで子どもが学校でいじめられたらどうしようと悩みました。息子が年長の時、『保育園に行くのが嫌や』と言いだして。理由は『みんながお父ちゃんのことをフラフラマンって言うねん』と。『ウルトラマンもマンがつくやろ。ひょっとしてお父ちゃんも格好ええんとちゃうん』。そう息子に伝えると、納得した様子でそれ以上言わなくなりました。僕も子どもとともに育ってきたような気持ちです」

 -大切にしてきたことは。

 「息子が小さい頃、いらだちを抑えられず1回だけ軽くたたき、反省しました。それからは、悪さをした時には、向き合って話をするようになりましたね。友達が買ったばかりのハムスターが入ったかごを娘が振り回して死なせてしまった時には、玄関に立たせて叱った。命の大切さは一番伝えたかったことです」

 -どんな人になってほしい?

 「息子は同じ福祉の道を目指していて、娘は感受性が強い僕に似た性格。泣きたい時は泣き、笑いたい時は笑えばいい。つらいこともいっぱいあるけど、自分一人で抱えずに、いろんな人とつながって生き抜いてほしい」

 -子育て中の人にメッセージを。

 「親だからと肩に力を入れないで。できることが限られている僕でも、子どもは『おやじ』として見てくれる。精いっぱいやって無理なことは、格好をつけずに『できひんわ。ごめんな』『ありがとう』でいいと思います」(聞き手・貝原加奈)

▽たまき・ゆきのり 1968年、姫路市生まれ。日本福祉大学卒。NPO法人「メインストリーム協会」(西宮市)を経て2012年から現職。相談支援専門員と社会福祉士の資格を持ち、障害者支援業務に携わる。

「子どもに願うことと、社会に願うことは同じやと思う」と話す玉木幸則さん

長男が3カ月の時、同じ布団で添い寝する玉木幸則さんの写真。「最初は30秒抱っこするのが精いっぱいだった」と振り返る

2019/2/5      神戸新聞NEXT

 


温かい心 図案に 茨城県、障害者雇用で認証マーク

2019年02月06日 14時34分51秒 | 障害者の自立

■山形の菅野さんデザイン

茨城県は4日、障害者雇用に積極的に取り組む「県障害者雇用優良企業」の認証マークが決まったと発表した。茨城県のイニシャル「i」をモチーフに、障害者雇用に取り組む企業の温かい心をハートの形で表現した。県は認定企業の募集を開始し、マークの利用を呼び掛ける。

県労働政策課によると、マークをデザインしたのは山形県山辺町の無職、菅野薫さん(67)。昨年6月1日〜7月9日の募集期間に寄せられた194作品から選ばれた。企業が障害者を支えるイメージで、県の木・梅をあしらった。

県は5日に認定企業の募集を開始する。認定企業は3年間有効の認定証を交付され、認証マークを名刺や会社案内などで自由に利用できる。

同課の担当者は「認定企業の優良事例などを県ホームページで紹介していきたい」としている。

「県障害者雇用優良企業」の認証マーク

「県障害者雇用優良企業」の認証マーク

2019年2月5日             茨城新聞


聴覚障害者向けリアルタイム字幕アプリ「Live Transcribe」と補聴アプリ「Sound Amplifier」

2019年02月06日 12時24分15秒 | 障害者の自立

Google、

 米Googleは2月4日(現地時間)、聴覚障害者向けAndroidアプリ「Live Transcribe」(β)と「Sound Amplifier」を発表した。

 Live Transcribeは、ほぼリアルタイムで周囲の音声を自動的に画面に書き起こすアプリ。まだ申し込みが必要なβ版で、今後発売される「Pixel 3」にはプリインストールされる。Sound Amplifierは補聴器のように、ノイズを除去して人の声を聞き取りやすくするアプリだ。こちらもPixel 3にプリインストールされる他、本稿執筆現在、米国版Google Playストアで公開されており、筆者のPixel 3にインストールできた。Live TranscribeはAndroid 5以降、Sound AmplifierはAndroid 9 Pie以降に対応する。いずれもAndroid端末の「設定」→「ユーザー補助」から起動する。

 Live Transcribeを有効にすると、人の話す内容がほぼリアルタイムで端末の画面に表示される。紹介動画(記事末に転載)を見ると、実際にほぼリアルタイムだ。日本語を含む70カ国語をサポートし、相手にテキストで応答するためのキーボードボタンを搭載する。

 hearing 1 Live Transcribe

 誰かが話しかけたことを知らせるためのバイブ機能もある。画面はデフォルトは黒い背景に白い文字だが、逆にもでき、文字サイズも変更できる。

 hiearing 2

 Google Cloudの「Cloud Speech API」を採用しているため、インターネットへの接続が必須だが、入力データがGoogleのサーバにアップロードされることはなく、端末内で完結する。

 Sound Amplifierを利用するには、有線のヘッドフォンを端末に接続する必要がある。アプリを有効にしてヘッドフォンを接続すると設定画面が表示され、周囲のノイズリダクションレベルなどを調整できる。

 hearing 3 Sound Amplifier

 静かな部屋で使ってみてもあまり効果は分からなかったが、駅などの騒音の多い場では健常者にとっても便利かもしれない。


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