ゴエモンのつぶやき

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「鍼治療の先駆者」記念事業

2009年06月11日 00時37分33秒 | 障害者の自立
視覚障害者らの団体計画
 細い筒に通して鍼(はり)を打つ鍼治療を考えた江戸時代の針きゅう師、杉山和一(1610~94年)の生誕400年を前に、墨田区内の資料館建設や、視覚障害者の自立に貢献した個人や団体を表彰する「杉山検校賞」の授与など、記念事業が計画されている。

 和一は幼い頃に病気で失明し、医療の道に進んだ。現在の同区千歳1に「鍼治(しんじ)講習所」を開設するなど、視覚障害者の地位向上と自立に尽力。1890年(明治23年)には、針きゅう師らが、和一を祭った江島杉山神社を建立した。

 記念事業は、視覚障害者や針きゅう師の団体でつくる実行委員会が計画。一般から募金を募って、記念館の建設などを目指している。和一の功績に詳しい元筑波技術大教授の和久田哲司会長は、「日本の視覚障害者教育や福祉の先駆けとなったことを知ってもらいたい」と話している。

 実行委は18日午後6時から、江戸東京博物館ホールで、林家時蔵さんらによるチャリティー落語会を開く。前売り3000円(当日3500円)。問い合わせは、社会福祉法人桜雲会(電)5337・7866へ。



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