ぽちぽち行こう

ぽちぽちいこうからお引越し
昔はテイルズなどゲームのファンサイト
今はほとんど水彩画のお絵かき教室報告になってます

アジサイとガラス瓶

2017-06-28 17:27:00 | 美術について
こんにちは。
6月も終わりに近づいてきました。
今年の6月はわりと暇だったな。
元気が出ないもののそれなりに、こつこつ過ごしたけれど、
6月中に何か実のある事をやりたいです。

さてお絵描き教室報告です。

なかなか気になる形のガラス瓶があって、(もともと日本酒が入っていたみたい。)
過去に2回ほど絵にしているのですが

第1回

花は良いがビンが悪いと言われた

第2回

ビンはかろうじてガラスに見えるが
葉っぱが暗すぎると言われた

今年も性懲りもなく描いてみました。

モチーフ

描くつもりでビンに挿して1週間放置してたら花がでかくなった上にしなだれてきた。

線画

暗くてよがんでますね。すみません。

色付けその1

ビンはあまり筆を加えすぎないように、
葉もあまり重くならないように気をつけました。
しかし
下の方の紫陽花の花弁が描いているうちにどれとどれとつながっているか分からなくなって、くちゃくちゃになっちゃった。
しかも花が曲がってるのが面白かったのに、絵にすると
描き方が悪くてバランス崩しちゃってるように見える。どうしよう…

と言うことで、微妙に水平線を描き足して終わりにしました。


先生の講評
★花が良くない。色がきれいに出てないし、イキイキしてない。
これではビンの方が主役になってしまう

-私 え、ガラスに見えますか?うれしいな!
★ガラスを主役に描きたかったのなら、
 もっと花のボリュームを減らして全体で一つの絵に見せるようにしないといけない。

-私 それと傾いて描いたように見えないように水平線を足したんだけど構図はどうでしょう。
★葉っぱで瓶の口が隠れてしまっているのが良くない。
 瓶の口が片寄ったところにあるのが分からないから、
 変なところから茎が出ているようにみえるし、
 見てビンの口が端っこから出ているとわかれば、
 花や茎の位置もバランスの面白さを見る人に分かってもらえるでしょう。

 でした。花は今までで一番けちょんけちょんの評価でした。
 自分でも目の調子が悪いと言うか、線画の段階から調子が出ず、仕方ないな、と思います。
 でもガラスは以前より手慣れてきたみたいで、そこは良かったです。
 来年も、もしかしたら花を替えて、また挑戦したいと思います。

では拍手お礼です。
前回の日記にふたぽちいただきました。
6月20日と26日にひとぽちずついただきました!!
見ていただいてうれしいです。次の更新のお絵描きも頑張りますね!

芍薬を描く

2017-06-08 10:55:00 | 美術について
こんにちは。
雨ですね。
今の季節 用事が無い日に静かに雨が降るのは大好きです。
気持ちもしっとりうるおう気がします。

六月はわりと暇なのと、
教室が二週続いたのと
急がないけどやらなくてはならないけどやりたくない仕事の後回しに(言うな) とで
間をおかずお絵描き教室報告です。

モチーフは芍薬。

花屋さんで一目ぼれで購入しました。一本160円×2 お値打ち!

でも芍薬は寿命が短くてチューリップ以上に一日で開いたり閉じたりするので、
遅筆な私は描くのが大変でした!

線画を描いた後で

線画


翌朝   閉じすぎじゃ

その夕方 べろべろじゃ

色も褪せ、陰影の位置も変わって、彩色は想像力を働かせながら行いました。

とちゅう

今見ると案外ここらへんがきれいかも

とちゅう

影をつけながら全体の色を濃くしていきました。

出来上がり

最初のお花を見ながらならどんなに楽だっただろうにと思ふ

で先生の講評です。
★上の花の周りの葉は上手に色が抜いてあるし、上の花の右側の葉は本当によく表現できている
と思うけど、下の花の周りの葉が良くない。
花の下の部分は良く処理されているけれど、
両脇が良くない。花の周りにぺったり葉がくっついているはずがない。
葉の色が花を引き立たせ無くしている。

と言ってちょっと手を加えてくれました。
と言うか、花の両脇の葉の絵具を拭き取って、花に陰影を足されました。

確かに花が際立って見えますね。

描くときは別の苦労をしてたんだけど、
絵としては、出来上がった作品を見て何ぼなんだな~ と思います。

では拍手お礼です。
前回、前々回の日記にふたぽちずつ
きっと 見たよ の拍手をいただきました。

それと 6月7日にひとぽちいただきました。

有難うございました。
今回は重たいけどまた見てもらえたらうれしいです。

藤の本作だったつもりが

2017-06-01 10:53:00 | 美術について
こんにちは。
前回の藤の絵の記事の続きです。

前回、藤棚の絵の習作と間近で見た絵とUPしましたが、

これがモデルね。

これが習作ね。

今回プリントアウトした写真と習作を見比べながら本番の絵を描いてみました。
でも、描ける気がしなくて、正直気が進まなかったです。

本番~

習作と気持ち本番の絵と両方先生に見てもらいました。
先生の感想
★習作を指して→こちらが本番? え、違うの?
★習作の方はちゃんと現物の枝をみて、薄い濃いが描き分けてあるのに
 本作の方は写真通りに描き過ぎて全部黒くなっている。
 枝の勢いも習作の方が断然よかった。
★習作の方が藤の花穂もしっかり流れが分かるように描けているのに
 本作の方は≪写真通りに描こうとし過ぎて≫全体がほわほわして分かりにくくなっている。
★藤棚の下や藤の幹は本来注目しなくていいところ。それを≪以下同文≫描かなくていいものを描いてしまっている。
★ぱっと見て、自分の目に入った感動した物を描きだすことが大事。
 肉眼でみて見分けなれなかったものを写真通りにと描くと絵の良さが失われてしまいます。
★ただ、いいところはバックの新緑の緑の美しさが、
 本作の方で藤の一部に描き加えられているところ。これで緑のバランスが良くなりました。

とえらい言われようでした。
自分としても、スケッチの感動を写真から堀り起して描くのはまだまだへたくそで、
これが出来ないと風景画も近景画も自分で構成して描く絵も描けないと思うので、
これからへたくそでも敢えて練習していきたいと思います。

心が折れない程度にね。meromero2

でもね。この藤独特のふわふわ~と感じやピンクいっぱいの感じは、
習作より本作の方が上手く描けたと思っているので、
私自身としてはそう凹んでもいないのであります。