勉強法ー時間との勝負ー

2024年11月10日 11時34分50秒 | その他


人には時々熟読したいと思う書籍がある。今年の私にとって、それは「会話作文 英語表現辞典」(第三版)(朝日出版社)だった。ドナルド・キーン、羽島博愛監修となっている。全部で1,100ページを超えるボリュームである。問題はそれを読む時間の確保である。でかい本は、その時間の確保が難しい。写真の左は、この本の巻末索引を切り取ったものである。これでも分厚い。そこで、私がとった策は、これを11冊に分けたのである。90ページ×10冊と巻末部分の1冊200ページ分である。右の写真の通りである。これで何が変化したかと言えば、読む時間の確保が現実的にできたということである。観光通訳ガイドをしていると電車での移動時間が多い。前泊などもある。その時に、でかい本は重たくて携行できない。小さく分冊すると、そう言うときでも読める。今年の約半年で、900ページのコンテンツを読み終えた。随所にアンダーラインを引いている。この後やるのは、そのアンダーラインの部分だけでいいからもう一度読んでいくのである。「会話作文 英語表現辞典」でいいのは、言葉の整理、同類項の言葉の認識、微妙な意味の差異、そんなことで、語彙力が高まったと思う。分詞の使い方の重要性も認識できた。
ガイドの仕事の現場は、ガイドの英語力を見せつけ、誇示する場所ではない。ガイドの使う英語はより分かりやすい英語を使うように努めるのである。 しかし、同時に、ガイドの言語能力自身は、深めていきたいものある。その一環としては、私には有益な書籍がドナルドキーンさんの監修したこの本だった。
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