2005-0902-yss001
緑なし茂り篭れる社の杜の
蝉時雨烈しくふりていま跡もなし 悠山人
○旋頭歌写真、詠む。
○旋頭歌(せどうか)。五・七・七・五・七・七の短詩で万葉集に多い。短歌の元祖に敬意を表して、私の初の旋頭歌。旋頭歌それ自体がもう遺産の分野(現役歌人では、管見に入らず)、ましてや「旋頭歌写真」などの語は、日本初。どんなサーチエンジンにもない、はず。でも、ほんの少しだけ挑戦してみたい。
【写真】上洛目前に病没した戦国武将を祭る社。
□みどりなし しげりこもれる やしろのもりの
せみしぐれ はげしくふりて いまあともなし