057 初雪はただ 2005-09-15 06:05:00 | 新古今集 本歌、贈歌があって、この返歌がある。そしてその詞書には、悩むことがあったときに初雪が降って、とある。【略注】○ふれば=「降れば」「経れば」を掛ける。さらに、「積る」が両者の縁語。 ○世=新潮版は「男女の間柄」と推定。 ○紫式部=悠 024 既出。【補説】評価。「沈痛な境涯を見せる。」(岩波版) また新潮版には、定家の言として「幽 玄様」(ゆうげんよう)とある。