短歌写真2005-1116 空の青 2005-11-16 07:00:00 | 短歌写真 日曜日の河口湖美術館。庭の公孫樹の葉は、もう寂しくなっていた。写真にしてみると、空はわざとらしいほどの青。この辺は冬の準備。 ひらかな:そらのあを はてなきあをの そのあをに いてふのとけて ふかあきにあり
107 恋やぶれ野原の 2005-11-16 06:30:00 | 新古今集 巻十五(恋歌五)は 1336~1434。恋歌五巻のうち、同時代の作品が11首で最少、読人しらずのものは27首で最多。現代詠は仮定形で難産し、「声に出して詠う」という目標から遠い。 ひらかなy107:こいやぶれ のはらのつゆと きえさっても はかのくさばを みるひともない ひらかなs1339:こひわびて のべのつゆとは きえぬとも たれかくさばを あはれとはみん【略注】○草葉=墓に生い茂る草葉。 ○藤原公衡(きんひら)=公能(きんよし)の子。