2006-0604-yms051
春になり喪中の家を訪ね来る?
いったいどんな鶯なのよ! 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=年が変わって(長保四年)、門は開いたかな、などと懲りない男がまた来た。喪中を知っていてわが家を訪ねてくる鶯(浮気男)は、どのあたりから来たの(誰が手引きして)? ずうずうしいにも、ほどがあるわ。夫の死、長保三年(1001)四月二十五日から一年間は、妻紫の服喪期間である。長保(ちょうほう)は一条天皇期。
¶霞に閉づる=喪中で自宅に閉じこもっている。
□紫051:たがさとの はるのたよりに うぐひすの
かすみにとづる やどをとふらむ
□悠051:はるになり もちゅうのいえを たずねくる?
いったいどんな うぐいすなのよ!
春になり喪中の家を訪ね来る?
いったいどんな鶯なのよ! 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=年が変わって(長保四年)、門は開いたかな、などと懲りない男がまた来た。喪中を知っていてわが家を訪ねてくる鶯(浮気男)は、どのあたりから来たの(誰が手引きして)? ずうずうしいにも、ほどがあるわ。夫の死、長保三年(1001)四月二十五日から一年間は、妻紫の服喪期間である。長保(ちょうほう)は一条天皇期。
¶霞に閉づる=喪中で自宅に閉じこもっている。
□紫051:たがさとの はるのたよりに うぐひすの
かすみにとづる やどをとふらむ
□悠051:はるになり もちゅうのいえを たずねくる?
いったいどんな うぐいすなのよ!