2006-0606-yms053
わが身さえ果敢ない命と知りながら
さらに哀れな朝顔と露 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=このごろ、疫病で死ぬ人が多い、と詞書。人の命のはかなさは、十分に分かっている。でも、朝顔と露が争って消えるのを見ると、いっそうせつない。
¶消えぬま(間)=命のあるあいだ。
□紫053:きえぬまの みをもしるしる あさがほの
つゆとあらそふ よをなげくかな
□悠053:わがみさえ はかないいのちと しりながら
さらにあわれな あさがおとつゆ
☆秋霜烈日追記(image101金鶏草(05月23日)の記事関連)。朝日新聞・人脈記は「秋霜烈日のバッジ」シリーズを連載中。
わが身さえ果敢ない命と知りながら
さらに哀れな朝顔と露 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=このごろ、疫病で死ぬ人が多い、と詞書。人の命のはかなさは、十分に分かっている。でも、朝顔と露が争って消えるのを見ると、いっそうせつない。
¶消えぬま(間)=命のあるあいだ。
□紫053:きえぬまの みをもしるしる あさがほの
つゆとあらそふ よをなげくかな
□悠053:わがみさえ はかないいのちと しりながら
さらにあわれな あさがおとつゆ
☆秋霜烈日追記(image101金鶏草(05月23日)の記事関連)。朝日新聞・人脈記は「秋霜烈日のバッジ」シリーズを連載中。