悠山人の新古今

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紫式部集069 女召花

2006-06-26 04:40:00 | 紫式部集
2006-0626-yms069
女召花盛りの色を見ていると
露つきまでも贔屓するのね   悠山人

○紫式部集、詠む。
○略注=新古今集現代詠125(昨年12月14日条)と同じ。ただし現代詠は雰囲気を変えてみた。「露つき」は「露の付き具合」。解説は新古今を参照されたし。平王ク歌番号077。

 ¶女郎花(をみなへし。おみなえし。)=悠山人は「女召花」を、置き換え語
 として提唱中。(根拠は上記新古今集に示す。)

□紫069:をみなへし さかりのいろを みるからに
      つゆのわきける みこそしらるれ
□悠069:おみなえし さかりのいろを みていると
      つゆつきまでも ひいきするのね