2006-0623-yms066
亡くなって思い切れない彼のこと
でも偲ぶ身も避けられないわ 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=返し。千年後のいま、作者が永い眠りから醒めたら、和歌・短歌・源氏の旺盛ぶりをどう思うだろうか…ときどき、悠凡人は夢想する。平王ク歌番号128。
¶亡き人=現代詠は「彼(夫)」としたが、作品鑑賞のさいには、
限定する必要はない。
¶明日のわが身を=歌の終字「を」、各注になし。「予感・予測・推定させ
る」と続かせるのだろうが、正確に文法解析したいもの。凡人はせいぜい
「と」で止めるだけ。
□紫066:なきひとを しのぶることも いつまでも
けふのあはれは あすのわがみを
□悠066:なくなって おもいきれない かれのこと
でもしのぶみも さけられないわ
亡くなって思い切れない彼のこと
でも偲ぶ身も避けられないわ 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=返し。千年後のいま、作者が永い眠りから醒めたら、和歌・短歌・源氏の旺盛ぶりをどう思うだろうか…ときどき、悠凡人は夢想する。平王ク歌番号128。
¶亡き人=現代詠は「彼(夫)」としたが、作品鑑賞のさいには、
限定する必要はない。
¶明日のわが身を=歌の終字「を」、各注になし。「予感・予測・推定させ
る」と続かせるのだろうが、正確に文法解析したいもの。凡人はせいぜい
「と」で止めるだけ。
□紫066:なきひとを しのぶることも いつまでも
けふのあはれは あすのわがみを
□悠066:なくなって おもいきれない かれのこと
でもしのぶみも さけられないわ