good! カエルのぶろぐ

gooの中で カエルのblogが 公開中 詩やメッセージ&画像を掲載。
ご遠慮なくコメントをお寄せください

初冬・冬の文芸🍂短歌

2024年12月13日 16時36分00秒 | 文学、文芸

初冬・冬の文芸🍂短歌(12/1〜12/12)


(   山の紅葉と白川&初冬の青空  12/10    )

🍂山装ふを山眠るにと笛吹けど

山は眠らずあまりに急(せ)いて

 ※12/11  長き炎暑の後に ようやく訪れた秋ではあるが 装いの最中に 真冬並の寒波が襲い まだ化粧中の山々は 大変そうだ ただ 11月生まれの私は 秋が好きで 特に晩秋の趣が大好きだ


🍂家事の価値ただと思うなひと月を

他者(ひと)に頼めば給料飛んで

 ※10/26 日本社会は 人が働いた分の対価を ちゃんと認めず きちんと払わないという暗黙のルールがあるようだ 私の身の回りでも 採用の時は「資格や経験」を要求するくせに 給与の時は そのことがほとんど評価されずに 無資格の人と同額を支払うことが多い 特に パートや非正規雇用では 夏季や冬季の賞与も払わない企業や職場が多いようだ


🍂あなたにはもう頼めないこれ以上

家事に洗濯育児に介護

 ※12/11 女性も(フルに)働く社会を 目指して 今 官民上げて笛を吹く しかし 何しろ人手が足りぬ 「女性活躍の好機(とき)」と言いながら 世の女性に 片手で働き もう片手では 家事や育児、挙げ句の果てには 介護まで押し付けようという魂胆なのか? 欧米では 富裕層階級の人たちは 国内外から 召使いやらベビーシッターやらを 低賃金で雇っていたらしい 

遅ればせながら 日本でもその真る似をして 追随し 移民(の人たち)を雇い 同じようなことをしたいらしい 「技能実習生」などと言葉はもっとらしいが はやくいえば 手っ取り早く言えば 急ごしらえの(低賃金で働いてくれる)助っ人である


🍂マスコミが精一杯に笛吹けど

民は踊らず国は傾き

 ※10/27 衆議院議員選挙の結果に思う

世界の経済や政治などの激変の中 適切で効果的な政策がなかなかできない時の政府は ほとんどなす術もなく傍観状態を続け いつの間にか「失われた20年、30年」と言われる社会経済の停滞状況を継続してしまった 抜け出せるのか、脱することは可能なのか? 今回の衆議院議員選挙では ラストチャンスとも言うべき好機が訪れたが 果たして政界や社会、経済は 改善する方向に舵が切れるかどうか その瀬戸際にあると思う

政権交代も大事だろうが その前に 行き詰まりつつある庶民の生活を 早急にどうにかしなくちゃならぬ 月に百万とかより 明日のコメ代や年末年始の年越し餅代なりと 誰かが給付なぞしてはくれないものか? 批判ばかりしてても 実入りは増えぬ? 与野党とも もっと実のある政策案を立てて欲しいものだ


🍂祖父譲り小心者の我なれど

小心なりに生きる術あり

 ※10/29 祖父は生前 歯の治療中に倒れた(失神した?)という話を かつて母から聞いたことがある 祖父は 歯の治療が よほど嫌だったのだろうと思う 生前出征までした祖父だが 場合によっては 小胆、怖がりな面も併せ持っていたのだろう

よく言えば 転ばぬ先の杖を思う用心深さ や用意周到な面も持っていたのかもしれない 祖父の孫であるこの私は やはり用心深さや小胆な面を持つが エネルギーが溜まると ある日突然思い切った言動をとることもあり 我ながら驚くこともある😅


🍂晩秋の光を浴びて落葉樹

根元に枯葉枝に緑葉(みどりば)

 ※12/12 11月末頃から いきなり初冬の気候になり 私ら人はもちろん生き物や草木も 急の気候の変化に 追いつけないでいる それで 公園の樹木も 慌てて枯れ葉を落とし しかし枝枝には まだ緑の葉っぱを たくさん残している

ps 2024.12.12 草稿 今回は 時事短歌も加えました 個人的な感想や思いですので ご容赦の程を‥ なお、このブログは期間限定の予定ですので 悪しからず。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷川俊太郎さん(詩人)*11/13 死去 92歳

2024年12月11日 07時40分00秒 | 文学、文芸

谷川俊太郎さん(詩人)死去*11月13日*92歳



(  谷川さん共著の書籍「スヌーピーのひみつ A to Z」(新潮社刊) の画像12/10  )

谷川俊太郎さんは

戦後活躍した日本の著名な詩人だ

(1931年(昭和6年)生まれ)

父親は 

哲学者で有名な谷川徹三さんだが

俊太郎さんは 大学受験をいやがり

その代わりに「詩作」の道に進んだ

(若い頃 谷川さんは 欧米を長期旅行されアメリカ漫画「ピーナッツ」の翻訳までされるなど 英語を独学されたようだ)

ずっと前に そのことを知り

自分の気持ちに素直で

社会の通念に拘らない人だなあと

当時の私は 谷川さんをそう思った

少年時代に ワクワクして視聴した

テレビアニメ「鉄腕アトム」の主題歌を作詞されたが 元気をもらう歌で

僕の好きな歌の一つだ

アメリカ漫画「ピーナッツ シリーズ」や絵本「スイミー」の日本語訳でも

広く知られているが 私が

初めて「ピーナッツ」の翻訳を知って

「えっ、詩人で漫画の翻訳って?」と

いささか驚いたことを覚えている

私は 詩の「生きる」や「スイミー」、「ことばあそびうた」が心に残っている

(詩「もこ もこもこ」や「さようなら」「朝のリレー」「二十億光年の孤独」などは いつかまた読んでみたい作品だ)

詩のボクシングの企画も面白かった

俊太郎さんは 書くことはもちろん

口に出して読むこと、聞くことも

すごく大事にされた

(音楽への造詣も深かったし ことばのリズム感を大事な要素として活用された)

30年くらい前だろうか  熊本市で 

詩と言葉についての対談が

催されたので 聞きに行った

話の内容は 殆ど覚えていないが

谷川さん独特の言い回しや

やや鼻濁音がかった澄んだ声の

歯切れよい江戸っ子弁?は

今でも私の耳に残っている

晩年まで各分野の方々と

広く交流されていて

熊本在住の詩人・伊藤比呂美さんと

「対談集 ららら 星のかなた」を

発刊されたばかりであった

(中央公論社 2024.9.19刊) 

ps2024.12.11 草稿

私の母は昭和5年(1930年)生まれで

谷川さんと殆ど同時代に生きた

あの時代を 軽やかで柔軟に生きた

谷川さんは驚異的ですらある

国民的な詩人であった谷川俊太郎さんの死去に際して 熊本の地にて ここに改めて哀悼の意を表します(白川のカエル🐸)

詩人・谷川俊太郎さん死去92歳 最後は「感謝」の詩を残して(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

🔎 朝のリレー ネスカフェ CM 谷川俊太郎

谷川俊太郎さん特別インタビュー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする