哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

根津美術館へ

2010-05-09 01:35:07 | ちょっとそこまで。
“浮世絵”太田記念美術館をあとにして、再び表参道の雑踏の中へ。
表参道の交差点を過ぎると、閑静な住宅街の中へ、そして「根津美術館」が見えてきます。

日本・東洋の美術品を主に展示しています。
東武グループの創始者 根津嘉一郎の遺志で開館したんだって。

初めて言ってビックリ!!
すげぇ庭園。こんな都心の真ん中に“広大な森”日本庭園があるとは。自然の造詣でしょうか、この一帯は山の手の斜面になっていて、それがちょっとした散策路になっています。
美術館というより、この日本庭園だけでも見る価値アリ。



さてさて今回は・・・・・・。

国宝 燕子花図屏風

根津美術館所有 尾形光琳筆の有名な屏風画を年に1回公開しています。

館内はどちらかって言うと“山の手の奥様がた”が多く、場所柄ちょっと“ちがうぞ”って感じです。

でもでも・・・・・そんな近くで見なくても!!と、自称“にわか美術館めぐり”と思いました。

屏風ですよ。大きな屏風ですよ。そんなに接近してじぃ~と見なくてもいいじゃん。

このような絵画は、やはり全体を見渡して雰囲気・余韻を楽しむもんじゃないでしょうか。(まあ人によりけりだし、他人の観賞に口をはさむほどのもんじゃないけど・・・・・・)
でも、近くでじぃ~と食い入るように微動だにせず見るより、1歩下がって全体像を見たほうが“屏風画”の鑑賞法としてはいいんじゃないかなぁ。



「燕子花」を「かきつばた」と読めないまま来館した身ではありますが、この屏風絵はたしか美術の教科書の載っていたのと同じで、これぞ“日本画”って感じの堂々としたものでありました。

コメント
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