哲ノート

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男一匹 天野屋利兵衛 -浪曲定席木馬亭二月-

2024-02-04 23:43:09 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
「天野屋利兵衛は男でござる」

かっこええ・・・今日の定席トリを務めた天中軒雲月師匠の見せ場となる啖呵

昨年9月定席以来の「男一匹・・・」もう最前列に陣取ってじっくりと「待ってました・・・たっぷり」「名調子!!」と言わんばかりにもう身震いしちゃうほどほれぼれ堪能しちゃいました。

口を絶対割らない天野屋利兵衛と、松野河内守と確執 まさに男と男のプライドがかけてのやりとりを、雲月師匠が抑揚をもってじっくりと・・・

静かなる利兵衛の面持ちを丁寧に描きながらも、時には啖呵よく目の前でガシッと見せつけてくれます・・・もうカッコイイのなんの。心の中で「ヨシッ!!」と言っちゃいたいほどのキレッキレ。

あ~これ聴いただけでも木馬亭にくる価値はありますよ・・・「天野屋利兵衛は男でござる・・・(師匠が高々と親指を立てて)」うわあぁぁ、カッコエエ!!



開口一番は「阿漕ヶ浦」から「甚五郎、小田原の巻」「わさもん。八千代座復興譚」「陸奥間違い」「桂三枝作 鯛」「春重ね出世の富くじ」「夢二の女」「男一匹天野屋利兵衛」で大団円。

木馬亭をあとに浅草の街中に入っても、すっかり高揚して舞い上がっちゃって、足取り軽く帰路につきました。

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