9月です。秋です。文楽です。
ひさびさ「文楽」を鑑賞することに・・・今月は年数回行われる「文楽鑑賞教室」がおこなわれており、解説付きで鑑賞できるのでスケジュールをあわせて
いつもの「半蔵門・国立劇場・・」がまだすったもんだで閉館中で(はやいとこ解決しないかなぁ)今回は初台にある「新国立劇場」での公演(いつも行く東京オペラシティ内にあります)
「国立劇場・文楽鑑賞教室」
歌舞伎とか能・狂言も鑑賞するのですが、文楽・人形浄瑠璃はまたちがった魅力がある伝統芸能です。
演目は「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめ こいのひがのこ)」「夏祭浪花鑑(なつまつり なにわかがみ)」の2演目で、あいだに「文楽の魅力」と題した解説が入ります。
人形浄瑠璃は一体一体の表現力豊かな人形たちの所作・動きをまじかに見られるだけでも一見の価値があり、公演中は目が離せません。
時には難解なストーリーもあります、この鑑賞教室では事前にあらすじや解説が記載されたパンフレットが配布されるので、公演が始まる前に一通り読んでおくと、すんなり演目に入れます。
前半の「伊達娘・・・」はクライマックスに火の見櫓の梯子を上る人形のすがたが・・・解説パンフを読んでいたので、こんな場面でも人形の細やかな動きと表現を観ながら楽しめます。
後半の「夏祭・・・」は登場人形も多くなり、演目の流れもついてゆくのがやっと・・・で、演目自体よりも人形の動きを追いかけるだけに終わってしまいました。(ちょっと疲れちゃいました)
それでも、じゅうぶんに人形浄瑠璃・文楽の世界を味わえただけでも、とても崇高な心持ちで鑑賞できました。
ありきたりな日常生活の中から離れて、時にこういった別次元の伝統芸能にふれるのも、とても有意義で大切な事だと思います。
また機会あるごとに観賞を繰り返したいものです。
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