哲ノート

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西日暮里 千歳湯に浸かる -銭湯を巡る179-

2022-12-07 22:47:30 | 銭湯・温泉
西日暮里は坂の多い街です

張り出した山手台地がちょうど下町臨海部に落ち込む所にあり、起伏の激しい地形上に街が発展しています。

こういう場所にはいい水が湧き出していて、名湯も多く点在しています。

今回はその西日暮里の駅から歩いて5・6分のところにある千歳湯さんを訪湯します。

古くからの閑静な住宅街のなかにひっそりあるアパート銭湯で、裏手に小さな煙突があるくらいなので、うす暗い夕方に行くと暖簾がないと通り過ぎてしまうようなたたずまいです。

 

さっそく暖簾をくぐりカウンター形式の番台から脱衣所・浴室に入湯します。浴室に入るとまず目を見張るのが正面にある浴室画、雄大な“またぎ富士”がお出迎え

山頂付近の描写が他にはない荒々しさで、湯に浸かりながらながめ、見とれてしまうほど・・・。

湯船はバイブラ白湯・薬湯(今回はラベンダー)・ジェットマッサージ湯のシンプルな構成

湯温はやや熱めの43・4度くらいですかね、湯温計が壊れていましたが足の指先がピリピリきたもので、経験から・・・。

井戸水使用で、とてもなめらかで優しい湯になっています。

バイブラ白湯は4・5人くらい入れるゆったりしたもので、一番端はバイブラのブクブクがとどかない落ち着いた湯が楽しめます。

バイブラもいいんですが、やはりココロを鎮めるような落ち着いた湯が好きです、ちょっと熱めですが首まで浸かって、じぃ~とカラダを湯にゆだねます。

ちょうど空いている時間だったので、このバイブラ白湯とカラダを冷ますカランのイスの間を行ったり来たりして、時を過ごしました。

場所柄なんですかね、夕方ですが入湯客が少なくてちょっと活気がないのが気になりますが、自分のペースで湯を楽しむ事ができました。

そして特筆すべきは、湯から出てもいつまでも汗がひかない良質な井戸水です。

カラダがポッカポカいつまでもしていて、とうとう歩いて数分の帰りの西日暮里の駅ホームでもまだ汗をかいちゃうほど・・・これってよっぽど泉質がいいんでしょうね。

良質な天然の井戸水・地下水を利用した西日暮里の隠れた名湯千歳湯さん、ほんといいお湯でした。






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