哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

中野新橋 清春湯に浸かる -銭湯をめぐる193-

2023-07-08 01:16:40 | 銭湯・温泉
丸の内線の乗り込み中野新橋駅で初下車

初めての街は目的地行く前にその辺をウロウロするのが好きです。

駅から出るとちかくに神田川が流れていて、紅い欄干が目立つ「中野新橋」がありました。そこからは新宿の高層ビル群も見られます。

新宿から電車で10分あまり(がんばれば歩いてもいいくらい)新宿繁華街にちかい古くからの住宅と商店街が混在する、活気のある街です。



駅を出て歩いて5・6分の住宅街の中にある銭湯、清春湯さんを今回訪湯します。

創業は70年以上、リニューアルをされて建物は内・外装ともきれいなもので、りっぱな銀色の煙突も立っています。(井戸水利用・ガス湯焚く)

煙突とともに正面にはりっぱな「清春湯」と掲示された看板も存在感ありで、気持ちも高揚する中さっそくのれんをくぐって入館します。



カウンター形式の番台から、コインバックのロッカーが並ぶ脱衣所へ、内装も新しく清潔感もただようもので、そこから浴室へ・・・

正面にはモザイクタイル画で“またぎ富士”に白鳥が3羽浮かぶ湖が見られ、浴槽とカランが理路整然とならんでいます。

湯船は、湯温42度くらいで5~6人が余裕で入れる白湯(電気風呂併設)ジェットマッサージ湯、ジェット座湯、有料サウナに水風呂、そして露天岩風呂の構成です。

カランで汗を流し、白湯で首まで湯に浸かってしばしストレッチ・・・そしてまずは露天へ。

天井のみ解放されて周りは壁に囲まれた露天風呂、見上げると青空と電柱のみ・・・だけど外気を感じながらのややぬるめの湯はカラダの疲れをとる意味ではいいですね。

特に営業開始直後に訪湯したんで、湯船も空いていて、しばし目をつぶって瞑想の世界へ・・・(ぬるめの湯なんで他に人がいないと邪魔されずに長湯できます)

そしてなにかと話題の水風呂でクールダウン・・・しようかと思ったら「冷た~い」というよりも「痛~い」くらいの水風呂は水温

水温計は10度くらいで、たぶん都内でも屈指の深水温。サウナ好きな人も水風呂で癒されるのが目的でしょうが(「ととのう」なんてコトバは好きじゃないけど)この冷たさは格段の物だと思います。

サウナ利用ではない者からすると、水風呂でかけ水するのがやっと・・・本当は水風呂にカラダをゆだねたいのですが、ここはかけ水におさえてクールダウンすることにして、

この水風呂かけ水と露天を交互浴して時を過ごしました。

湯から出て下界の世界に・・・カラダの温浴水浴効果から幾分カラダが軽くなった心持ちで街中に・・・夕暮れ前のまだ明るい時間で人通りの多い街中を、足取り軽く気持ちよさを実感しながら帰途につきました。

都心にちかい中野新橋・清春湯さん。カラダも軽く、いいお湯でした。









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頼むのは…特上皿うどん -渋谷・長崎飯店(移転)-

2023-07-07 00:58:09 | 今日のメシ
渋谷に出没した時「めし、なに食うかなぁ・・・」のときに選択肢であった道玄坂にある“路地裏の銘店”「長崎飯店」(「孤独のグルメ」にも登場しました)

昨年惜しくも再開発のあおりを受けて一旦閉店に(2022/12/23ブログ投稿)・・・今年になって新規に移転オープンしまして、やっと機会を得て訪問することに・・・

場所は以前の古びた雰囲気漂う建物の一画から、ルート246沿いのきれいなビルの一階に・・・

昔の雰囲気“場末感”が哀愁あってとても良かったんだけど、今度は何でも新しくなっちゃって、明るくなっちゃってどこにでもある飲食店って感じです・・・ま、仕方ないかぁ。



入店してもうメニューも見ずに頼んだのは「特上皿うどん、柔らかいので・・・」

ちょうど昼時で外待ちもできる時間でしたが、てきぱきと配膳も進み数分で目の前に“いつもの”「特上皿うどん 軟麺」が着丼

卓上の金蝶ソースをぶっかけてさっそく・・・やわらか太麺においしいアン、特上ですから牡蠣や大きな椎茸・・・たっぷりと具だくさんで・・・「あ~これこれ」

場所・雰囲気かわれどこの味はかわりません、食べ始めたら汗を拭きつつズルズルやっちゃって一気に・・・完食。

コップ水を最後にぐびぃ~とやっちゃって、「ごちそうさま!!」(あ~おいしかった)






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山下清展 -SOMPO美術館-

2023-07-06 15:40:00 | ちょっとそこまで。
良質で気になる美術展を年間通じておこなっている、新宿・SOMPO美術館へ・・・

「山下清展 -百年目の大回想-」

放浪の天才画家と称される山下清氏の生誕100年を記念しての回想美術展です。



少年のころの初期の作品から、放浪の経緯、さまざまな技法・手法、晩年の充実期に至るまで関連資料とともに展示紹介されています。

テレビなどで紹介された「放浪する風貌」は誰しもが知っている山下清氏ではあるが、イメージ先行で実際の作品をじっくりと見ることは今まではありませんでした。

少年時代の詳細で特徴をよく捉えている昆虫画からはじまり、青年期からの放浪生活を通しての実体験、実生活から刺激を受けての作品、世に名前が知られるようになってからの充実期の作品と、

年代を追って様々な作品が順を追って紹介展示されています。



なんといっても「貼り絵」の技法が目を見張ります、職人技のようなちぎり作業の技、ひねり技法・・・ホント細かい作業をじっくりコンコンと繰り返し、紙をちぎり張り合わせて時間をかけて丁寧に1つの作品として完成させるのです。

作品の中に雪山の描写がありましたが、作品にまじまじと近くで見ると細かい貼り紙の技と作業ばかりが目立ちますが、1歩遠目から見るとこれが雪山になっているんですよね・・・もうため息しか出ません、もうほんと感服です。



1画1画、こういった様々な技法で作品が描かれていますが、少年期の昆虫画からかわらず正確で細かな描写は変わっていません。

多くの作品とともに放浪時の浴衣やリュックも展示されて、作品の背景となったその生活ぶりも垣間見れて、今までの「放浪する山下清」氏のイメージが「美術家・山下清」氏に大きく変わるくらいの衝撃を受けました。

若くしてお亡くなりになりましたが、今となっても山下清氏の孤高の作品を越えるものはないと思います、多くの作品群をじっくりと目に焼き付けた大変有意義な美術展でした。




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2023 上半期ベストショット -写真整理2023-

2023-07-05 07:58:00 | オフィシャル
今年も半年過ぎたんで、ため込んだ写真を見返して整理整頓

データ圧縮して半年の記録・記憶としてディスクに収め、年代順のアルバムとして保管します。

整理している中、「2023年ベストショット」として1枚を選定します。



今回はGWの最中、「東大構内散策(2023/5/2)」ブログ投稿からの一枚

「東大安田講堂」を選びました。

初めての東京大学構内散策、歴史的建造物が多く立ち並ぶ中、やはりシンボリックな安田講堂の威厳ある建物には、しばし立ち止まり見上げていました。

けっこういろんなところに出没していますが、まだまだ身近なところに自分の感動する風景・光景があって、この東大散策は興味津々で歩き回ったのをおぼえています。

一年の折り返しを迎え、これからもアンテナを張り巡らして、興味をもっていろいろと歩き回りたいと思います。

そして自分の脳裏に焼き付けるくらいのベストショットを・・・。





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「絶唱浪曲ストーリー」 -ユーロスペース-

2023-07-04 23:50:25 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今日は「見なくちゃ・・・」で、渋谷ユーロスペースへ・・・(ここは初訪です)

「絶唱浪曲ストーリー」を鑑賞

先月浅草木馬亭の浪曲定席で、終演のあとのお見送りの最中、主人公の港家小そめさんに直接「見にいきま~す」と約束しちゃいました

港家小そめさんと、師匠の港家小柳師匠、曲師の玉川祐子師匠のさりげない日常の日々をドキュメントとして長期間映像として“そのまま”を描いたもので

浅草木馬亭、現在の浪曲界の面々もかかわりあって、港家小そめさんの名披露目興行までを追った映像作品です。



チンドン屋稼業から師匠の浪曲を偶然目にして浪曲界に入るきっかけとなり、師匠たちとの日常のかかわりからの師弟関係

また毎度うかがう浅草「木馬亭」の楽屋・裏方の雰囲気が今回初めて見る事ができて、作品を通して「浪曲」「浪曲という世界」「浪曲にたずさわる」を理解する事ができます。

浪曲という芸をすでに体験している人には「浪曲の奥深さを・・・」今回の作品で初めて浪曲にふれた人には師弟関係としてのある浪曲師の姿を・・・

そして「浪曲」という世界、こんな芸の世界があるんだぁ・・・というものを(改めて)認識する事とともに、ひとつの「人間ドキュメント」として浪曲、浪曲師を見る事ができました。

来月(予定で)小そめさんと玉川祐子師匠の競演を木馬亭定席で拝聴します。いまから大変楽しみな一日になりそうです。
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すもも 大石早生 -くだもの 2023-

2023-07-03 00:25:14 | くだもの・果物・フルーツ
すももももももももももももももも・・・

7月の声とともに今年もやってきました・・・「すもも」

これから8月9月の初めまで出回る「夏のくだもの」

まずは「大石早生」が長野から産直で到着(やったぁ~)



さっそく箱をあけると、「まだ、若いかなぁ・・・」くらいのすももがごろごろと・・・

ちょっと早いかな・・・と、おもいましたが待ちきれなくて、さっそくひとつ包丁を入れると、みずみずしい黄色の果肉

もうたまらず「ガブリっ」といっちゃうと、甘酸っぱい風味たっぷりの“これぞ、すもも”の食感が口いっぱいに。

「そうそう、この甘酸っぱさ」・・・なんでも甘ければいいというような風潮から一線を画す「すっぱさ」と「奥に潜む甘さ」が出始めのすももにはありますよね

朝食にそえると、さわやかな甘酸っぱさが食卓に彩を、まさしく「夏の光景」になります。(いいなぁ・・・)

さあ、夏の果物すももがぞくぞく出回ってきますよ・・・。







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まあ、よく晴れてるんで…

2023-07-02 12:08:53 | 出来事
「まあ、よく晴れていること・・・」

今日は日差しが痛いくらいふりそそぐ“すっきり”とした快晴の朝をむかえました。



休みの日なんで“お寝坊したい”のですが、朝からサンサンと日差しが部屋に入り込んで・・・これはこれはで、

ずっと雨・曇り空の日々でしたんで、これはやらなくちゃ・・・で「部屋中天日干し」



窓を全開してさわやかな風を取り入れ、まずはベッド周りを・・・シーツ干して、マクラ干して、ふとん干して。除菌スプレーでシュッシュして

洗濯ものもこの日差しだとすぐ乾くんで、普段あまり洗濯しなかったものを一気にやっちゃいます・・・部屋の中のモヤモヤ空気もどっかいっちゃったような心持ち

あ~気持ちよかぁ。


※※この時間でも豪雨被害にあわれてご苦労されている方もいらっしゃいます。あくまでも自分の身の周りの出来事ですので、ご容赦ください。お見舞い申し上げます。





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7月1日 -2023年-

2023-07-01 07:28:00 | 季節・季語・季句
今日から7月 文月  一年の半分を経過しました。早いような遅いような・・・

暑かったり涼しかったり、夏の日差しがふりそそぐ日もあれば、梅雨の時期らしくどんより曇り空、時には雨がざぁ~と・・・

なんか気分もモヤモヤとしちゃって「キリっ」としない日々が続きます。



そんなときにここちよい風がさぁ~と・・・吹いたりして。


7月の もやもや吹き飛ぶ 風一陣   (凡人)









 
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