サラリーマンを辞めると、いらなくなる物の代表がネクタイ。お気に入りだけを残し、他のネクタイは捨てた。当初、残ったネクタイは
紺色ばかり5本だったが、どうせほとんど使わないと思いながらも赤っぽいのも1本加えた。
6本中4本がカルバン・クライン。(いずれも価格設定が低いセカンドラインの「ck(シーケー) Calvin Klein」である。カルバンクラインと
いえば見せパンとして有名なボクサーパンツ)
そして、残りの2本は下段の右端がレノマで左端がクリスチャン・ディオール。2本とも新橋にあったキムラヤで買った。(記憶に間違いないか、
グーグルマップで見てみると、店があった場所はヤマダ電機LABI新橋デジタル館になっていた。この店の位置は方向音痴の私でも間違えない所
だったのにと思い、検索してみるとキムラヤはヤマダ電気に買収されたという記事が見つかった。)
キムラヤをよく利用した理由は、庶民的で入りやすい雰囲気のディスカウントストアだったこと。そして、私が東京に行くとき利用していた
ホテルコムズ銀座(旧三井アーバンホテ銀座)の近くにあったこと。このホテルをよく利用した理由は、交通便利な新橋駅から徒歩3分と近いこと。
しかも、昭和52年に開業したこのホテルは三井銀行新橋支店のあった場所で、完成した当時から銀座のランドマーク的な存在。ということは、
方向音痴の私でも道を間違える可能性のない場所に立地しているということ。
ところで、今は、クールビズとかスーパークールビズとかで夏場にネクタイをしている人は少なくなった。しかし、世界中のビジネスマンが締めて
いるネクタイの起源は?そしていつまで続くのだろう。
いつまで続くのか分からないが、起源の方は検索すると
A ローマ兵の防寒用
一説によると、2世紀頃のローマ帝国で、兵士が防寒の為に羊毛の布を首の回りに巻いていた。“フォーカル”と呼ばれた布を、妻が戦地に向か
う兵士たちの無事を祈って贈ったと言われている。ネクタイの締め方は、現代とは全く異なる。
B クロアチア兵が着けていた布
現代のネクタイの原型は17世紀に登場した「クラバット」(CRAVAT)
「クラバット」は、フランスの傭兵のクロアチア兵が首に巻いていた物
本当かどうか分からない話
ルイ13世がクロアチア兵が首に巻いている物を指さし「あれは何だ」と尋ねたのをお付きの者がクロアチア兵のことかと思い「クラバット(クロアチア兵)」
と答えたため。
このクラバットは、民間人の間でも徐々に普及。また、この形のクラバットは、第一次世界大戦頃までの一般的な男性の正装。(フランスではネクタイを"cravate"、
イタリアでは"cravatta"、ドイツでは"krawatte"、スペインでは"corbata"と呼ばれている。)