観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ホテルの屋上から

2016年11月22日 | 旅・風景・グルメ
山梨県北杜市にある八ヶ岳ロイヤルホテルに来るのはこれで3回目。このホテルの売りは、屋上からの展望と天体望遠鏡。
しかし、過去2回は曇りか雨でほとんど何も見えず終い。今回11月6日に行った時はまずまずの天気だったので、次の日の朝に期待が持てた。
6日の夜はちょうど牡牛座流星群のピーク日で天体望遠鏡の担当者は、一晩屋上で詰めてたみたいだが、観察は遠慮した。しかし、星空はわりと
はっきり見えた。ちょうどスワロフスキーの10×25Bを持っていたのので、担当者の説明する牡牛座のアルデバランやプレヤデス星団(昴)が
よく分かった。また、六連星といわれている昴も6個や7個でなく、数多くの星が集まっているのがはっきり見えたのが嬉しかった。翌朝の富士山
に期待し、冷えた体を温泉で温め直し、早めに床についた。


11月7日午前6時2分 (この日の日の出時刻は、6時13分)
一瞬だけ上空上横にたなびく雲の下に微かに富士山が見えた。(南方向)


6時30分 (東南方向)


6時34分 (北方向)
朝日に照らされた紅葉が美しい。


6時37分 (西方向)
雪を被っている高い方の山が日本で2番目に高い南アルプスの北岳、その左が奥穂高岳と同順3位の間ノ岳


6時38分 (北方向)
八ヶ岳に名前を記入してみたが、合っているのかな?









メガソーラー騒動 その6(意見書提出)

2016年11月21日 | メガソーラー騒動
最近、徳島県が「治水・利水等流域水管理条例(仮称)」のパブリックコメントを募集していることを知ったのだが、提出期限は、
なんと3ヶ月も過ぎていた。しかも、条例案は、11月の県議会で審議されているようだ。
しかし、せっかく書いた意見書、どうしようかと思ったが、送付先が「監察局監察課県民ふれあい室」とあり、室の業務内容に
「県民からの提言や意見を広く募集するとともに、提言者に対してフォローアップを行う。」と書かれていたので、以下の内容の
文書を送付した。


地方自治法の改正により条例制定権が広まったことを受け、制定が多くなったいわゆる政策条例の場合、パブリックコメントを
求めることは、良いことだと思います。しかし、住民の意見の募集期間が短すぎます。条令は永続性のある物なので、広く意見を聞く
ためにも半年から1年程度の期間が適当かと思います。この条例案は11月議会で審議されるようですが、この際、見を述べさせて
いただきます。

1 水源保存について
  世界的に水不足が指摘されていますが、日本ではそのことに案外無関心のようです。
  県土に占める森林面積が大きいということは、水源も多く存在している事に繋がっていますが、この森林、特に民有林の適正
  保存が困難になっています。また、全国各地において、海外資本により多くの水源地が買収されています。森林は、保水機能
  や浄水機能を持つだけでなく、環境面からも貴重な財産です。しかし、現状では、収益を生まずに管理費と税金負担だけが生じ、
  土地所有者の重荷になっています。この水源地の保存に関して何らかの定めはできないものでしょうか。

2 治水のため新たな施策の創設
  現在、県の監督下にある住宅供給公社と民間企業が一級河川吉野川水系多々羅川の隣接地に大規模な太陽光発電施設建設を予定
  しています。このため、周辺住民は浸水が拡大すると猛反対をしています。以前は湿田であったこの土地は、丈六団地を造成する際、
  周辺の浸水対策のための調整池機能確保という目的のための最低限必要な土地として、埋立造成せずに残存した土地です。つまり、
  残さなければ開発の許可が得られないため、仕方なく残した土地です。
  この湿田は、約40年の年月を経て,自然環境豊かな素晴らしい原野に変わっています。
  原野には、水路が縦横に流れ、湿地性の動植物が生存しています。また、この水路は多々羅川を通じ海に繋がっていることが、地元
  小学校の前校長や児童の研究で証明されています。

  原発事故の発生により時の政府が、再生可能エネルギーなら何でも善だと早まり、太陽光発電施設の建設に許認可はいらないとした
  ため、本来なら起きなかったトラブルが全国各地で起こっています。
  この貴重な原野が僅かな貸付料と引換えに、ヤナギの大木やヨシやガマなど水生植物は剥ぎ取られ、セメントで固められ、黒い大きな
  パネルで覆われようとしています。貴重な自然を破壊する環境に優しい太陽光発電(実際は、パネル材料のシリコンの採掘時から発電
  終了後の廃棄に至るまで様々な環境問題があります。)は、笑い話では済ますことのできない問題です。
  いくら、当時売れ残った分の費用も売却した土地代に転嫁しているとはいえ、土地所有者としては、「多々羅川の改修は40近く
  過ぎてもほとんど進捗していないではないか。造成できれば高く売ることができるのに。」という言い分もあります。
  土地所有者が太陽光発電施設の建設は、調整池機能を減じる行為であることを認識し、建設の中止をすることが望ましのですが、私権
  を楯に建設を強行することも考えられます。
  ところで、最近、全国において多額の費用を掛け、調整池公園の整備が行われています。しかし、この計画地では僅かな予算を投じる
  ことで調整池公園となります。浸水被害の軽減と優れた自然環境の整備のため、調整池公園の整備についての規定を設けてはどうかと
  考えます。
















































































昇仙峡の紅葉

2016年11月20日 | 旅・風景・グルメ
徳島を早く出てもツアーバスの最初の目的地に着くのは3時か4時頃だ。山の中でもあるので大分薄暗くなっている。


仙娥滝(せんがたき)








覚円峰(かくえんぽう)





チューズデイは、チュウヒデイ (その2)

2016年11月18日 | 野鳥

ホバリングをして上から獲物を狙っている。


狩りは成功か?失敗だったようだ。







チューズデイは、チュウヒデイ (その1)

2016年11月17日 | 野鳥
11月16日水曜日午後1時30分から3時30分までの間、実にチュウヒがよくやって来てくれた。


後ろを飛んでいるのはカモ。









すべてトリミングしているが、それでも普段より近いところを飛んでくれたし、申し分なかった。
その分、今日は全く愛想がなかった。







ウズラシギとトウネン

2016年11月13日 | 野鳥
2ヶ月前の写真である。撮影した写真の整理が追いつかず困っている。


ウズラシギ


何か小さな物を咥えているようだが、不明。


トウネン


これもトウネンだが、天候とか雲の位置で色は随分変わる。また、立っている向きで体型も違って見える。特に、シギ類の見分けは難しい。
しかも羽の色は夏羽、冬羽、幼鳥では全く違ったりするから余計にややこしい。
しかし、上のウズラシギの足の色は、黄色いがトウネンは黒い。これだけははっきりしている。

三段壁洞窟

2016年11月12日 | 旅・風景・グルメ

三段壁と呼ばれているのに岩石は三段になっていない。地層が三段に重なってもいない。
検索すると、昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所を「見壇」と呼び、この「みだん」がいつの間にか「さんだん」になった書かれていた。
実は、子どもたちが小さい頃、家族でドライブに来たことがある場所だった。その時に撮った写真をカレンダーにしていたのが見つかり、後で思い出した。
この三段壁の地底38メートルに熊野水軍の「船隠し」と伝えられている海蝕洞窟がある。辯天宗本堂内に設置されているエレベーターに乗って約14秒で
行くことが出来る。


洞窟から海をパチリ。ちなみにこの左の岩は、「十像岩」と呼ばれている。(左端の方にある2像は写真に写っていない。)






この日は台風前だったので波が荒い。


中央の仏像が牟婁大辯才天

三段壁洞窟のホームページを中に「熊野水軍は、熊野別当湛増(武蔵坊弁慶の父)に率いられて源平合戦に参戦し、源氏の大勝利に多大な貢献を
したと言われています。」と書かれていた。





断崖のイソヒヨドリ その2

2016年11月09日 | 野鳥

左上の雲のように見える白い物体の正体は、小さな漁船である。


大空に泳ぐ鯉のぼりにのように見えるのは、少し大きな漁船。


片足立ちだ。


このイソヒヨドリ、ハイタカが飛ばないので嘆いているギャララリーを随分楽しませてくれた。やがて、みんなが見向きもしなくなるといつの間にか
飛んで行ってた。
イソヒヨドリの横に生えている植物は、高知県と徳島県の太平洋に面した海岸に咲いている潮菊。分布の西端がここ蒲生田岬。









断崖のイソヒヨドリ その1

2016年11月05日 | 野鳥

何かかがやって来た。


幼羽からオス第1回冬羽に換羽中のイソヒヨドリ?


こちらの方を窺がっているようだが、一向に逃げる気配はない。



梅干し工場見学

2016年11月01日 | 旅・風景・グルメ

ミステリーツアーの道中、梅干し屋さんへ立ち寄った。
ところで「梅干し」で有名な話題は、和歌山県出身の演歌歌手坂本冬美さんらしい。ツアーの添乗員さんも話していたし、ここでの工場見学の際にも
案内員が話していた。ちなみに、彼女が梅干しの検査をしていたのは、一番店のここ中田食品(株)ではなく、二番店の(株)ウメタという話だった。


清潔で明るい工場である。
梅干しを容器に詰めるラインがいくつかあるのは、それぞれスーパーマーケット用、百貨店用、通信販売用とかに分かれているからとのこと。


ここで梅干しを漬け込んでいる。


一個づつ吟味して容器に詰めている。
値段が高いのも納得できる。(実際詰めるのに時間をかけている。)



ハンドスコップで一気に詰めている。
ここに普通よく見かける赤い梅干しと色の薄い梅干しの2種類があるが、どう違うのだろう。

ところで、梅干しの塩分度合いは、梅干しを漬ける技術でもあるようだ。誰がやっても失敗しないのは、20%位。
少しのコツで失敗しないのは、15%位。10%以下になると、カビが生える危険性が高くなるのでかなり難しいそうだ。この店の人気商品の「しらら」の塩分濃度は、
僅か5%で塩辛さを感じさせない口当たりらしい。

写真撮影の有無を尋ねたが、無論OKで、見られても全く技術上の問題はないらしい。