8月14日に撮影に出掛けた阿波おどりの写真の整理ができた。2年前の阿波おどりのためにニコンのカメラD800を買ったのだが、今は上位機種の
D810が出ているようだ。カメラも電化製品になってから新製品がどんどん出て来る。この日は、バスで徳島駅まで行って、城山の方に向かったのだが、
途中のNHK徳島放送局から阿波おどりのお囃子が聞こえてきたので、入ってみた。
最初に撮ったのがこれ。
画面が曇っている。何度撮っても同じだ。一瞬焦った。どうしたことかとよく見ると、大きな扇風機に水吹き付けているのだ。写真に写っているのは後方に
あるやつだが、カメラの前にもあった。
提灯に「けんど」と書いている。
「けんど連」の「けんど」って県土の事?県の土木部の連、それとも県の土木業界の連だろうかと一瞬思ったが、方言の「けんど」だった。
「けんど」は、阿波方言かと思ってたら、意外なことに結構全国に散らばって使われている。「けれど」の「れ」が「ん」に変化したものらしい。ところで、
実際の使用としては、徳島では、けんど=butを単体で使うことは、あまりない。そうだけどを表す「ほなけんど」をよく使っている。これは、いきなり
否定のけんどから入るより、相手の面子を立てた、ほなけんどと切り出す方が柔らかいからだろう。このほなけんどは、徳島だけで使われている。
英語だと Although that is right. だろうか。ほなけんどは、徳島の方言の代表格だ。標準語を使いたがる?私も「ほなけんど」だけはよく使っている。