観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

雪の北陸旅行 山中温泉 お薦め場所

2013年01月28日 | 日記

この通りが「ゆげ街道」
総湯(共同浴場)「菊の湯」から「こうろぎ橋」に至る国道364号の途中400mの道路幅を倍以上に拡幅し、全店舗を再構築や大改修を行い、
温泉情緒ある街並みに変貌させた。この道を「ゆげ街道」と呼んでいる。
こおろぎ橋を見て、このゆげ街道をぶらりと進む。ぶらりというより、ホテルでくれたクーポンの景品をもらうためのお店探しだ。


景品は、5品位の中から一品を選ぶ仕組みで、このお店のコロッケにした。家人と1個ずつ食べた。
景品の中には娘々饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)というのもあり、ものは試しと買ってみて食べてみたが、コロッケを選んで正解だった。


「菊の湯・男湯」前の「温泉卵茹で器」


卵を菊の湯・男湯で購入し、自分で茹でる。


鶴仙渓の終点、黒谷橋の河畔に建つ芭蕉堂(真ん中の建物)
松尾芭蕉がこの場所の景観を絶賛したことにちなみ、1910年、芭蕉を慕う俳人たちによって建立された。


芭蕉堂の右にある明かりが点いた建物が気になり、写真をパチリ
東山ボヌール」というおしゃれなカフェだった。(お客が出てきたとき中の様子がちらりと見えた。)
このホームページのメニューの中に「千鳥足による危険防止のため、アルコール飲料はお一人さま2杯までとさせて頂いてます。」と書かれている。
なるほど、雪の時なんかは特に転びそうだ。玄関口の板間に筵を敷いてある。(そういえば、木造のこおろぎ橋の片側にも敷いてあり、そちら側を通れと書かれていた。)
ちょっと立ち寄ってみたいお店だったが、この日はもう1時間半もすると、ホテルで食事となるので、結局、店には入らず終い。先に知っていれば、
鶴仙渓周辺の散策、黒谷橋から始めたのに、残念。

雪の北陸旅行 山中温泉 鶴仙渓

2013年01月27日 | 旅・風景・グルメ
鶴仙渓(かくせんけい)は、大聖寺川の中流にあり、「こおろぎ橋」から「黒谷橋」に至るまでの、約1.3kmの区間を指す。砂岩の浸食
によって多くの奇岩が見られる景勝地で温泉街の東側を並行している。
1月14日の宿は、石川県加賀市山中温泉ホテル翠明本館。宿には3時頃着いたので、各自部屋で旅装を解いてからあらためて玄関前に集まり、
バスでこおろぎ橋の近くまで送ってもらった。


鶴仙渓入口


こおろぎ橋
元禄年間には橋が存在したとされるが、元禄2年に(1689年)に山中温泉で長逗留した松尾芭蕉の奥の細道や同行した河合曾良の日記には
登場していない。現在の橋は、1992年に当時の形や構造を殆ど変えず総檜造りで架け替えたもの。
橋の名前の由来は、落ちると危険な事から「行路危」が転じたという説と昆虫のコオロギからという二説が伝えられてきたが、最近では「清ら木」
から転じたとされている。
大正時代には竹久夢二が訪れ、見物客の視線を集めて川へと飛び込んだという逸話もある。


橋からの眺め


河畔にある芭蕉句碑
碑文には「かがり火に河鹿や波の下むせび」と刻まれているらしい。
この句は、こおろぎ橋よりさらに上流の高瀬で里人が漁火で魚を追う光景を見て読んだもの。
現代語に訳すると「河鹿(鰍)を捕る漁り火を恐れて、波の下で河鹿がむせび鳴いているようだ」




雪の北陸旅行 兼六園

2013年01月23日 | 旅・風景・グルメ
今月14、15日と北陸へバス旅行に行った。関東の方は大雪だったようだが、北陸の方は全く影響がなかった。
15日は、ホテル日航金沢でバイキングの昼食をすませた後、兼六園に行った。
バイキング(ビュッフェ)スタイルの食事は苦手だが、日航やANAクラスのホテルであれば、結構気に入ってる。単品一つ一つ、それ自体を
メイン料理として食べても満足できる程度の美味しさだ。それに比べバイキングを売りにしてるレストランの料理は、あんまり美味しいところ
に当たった事がない。昼食会場の選定の良さが売りの穴吹トラベルのチョイスした所でさえ駄目だ。それは、さておき、兼六園も北陸コースの
バスツアーの定番だが、四季が違えば趣きも異なる。というわけで、私のお気に入りの場所をパチリ。


霞が池
兼六園のほぼ中心部に位置する、園内で最も大きな池
ネットで検索してもこの池の名前が「霞が池」となった由来を記しているものは見あたらなかったが、どこまでも広がっているように見える
この池の写真を見て、日本で2番目に大きい湖の霞ヶ浦が頭に浮かんだ。


根上松
大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった松。この松は、13代藩主 前田斉泰が土を盛り上げて若松を植え、根を深く土で覆い、成長後に
土をのぞいて根を露わにしたものらしい。
雪吊りに雪が積もっているところが見たかった。


この噴水は、日本に現存する最も古い噴水であると言われている。この場所より高い位置にある霞ヶ池から石管で水を引き、水位の高低差だけを
利用して、水を噴出させている。そのため、水が噴き上がる最高点は、ちょうど霞が池の水面の高さと同じである。ポンプなどの動力は一切使わず、
位置エネルギー(逆サイフォンの原理)のみを利用。


この明治記念之標もまたお気に入りだ。

オジロビタキ その6(食事編3)

2013年01月20日 | 野鳥
昨日、正午過ぎにオジロビタキのいる公園の駐車場に着くと、来ていたカメラマンがみんな帰る支度をしていた。「どうやらオジロビタキがいなくなったようだ」
と話していた。この公園にいるキクイタダキも野良猫に食べられているようだし、オジロビタキも野良猫に食べられてしまったのかもしれない。
以前、この公園にいる丸々太ったの野良猫の記事を載せたことがあるが、野良猫にペットフードなどを与えている不届き者が何人かいるようだ。
その中にはここに猫を捨て者もいるのでないかとも言われている。
飼い主のいない犬・猫を減少させるためにその原因となる捨て犬・猫を増加させないことが重要なので、川口市では平成12年4月から川口市犬猫譲渡情報提供制度
を実施している。また、大阪市では、所有者不明ねこの適正管理推進事業を実施するなど自治体も迷惑なペット愛好家に困っている。
このオジロビタキの写真の投稿もそろそろ終わりになるだろう。  







変な鳥

2013年01月17日 | 野鳥
シジュウガラガンがいるという川へ案内してもらった。迷路のような狭い道を通って辿り着いた。帰りは一人だったので、
案の定、道に迷ったが、そのおかげで広い道に出て、よく知ってる道まで出ることができた。


最初に目に入ったのがこの鳥、ガチョウのようだ。3羽が岩の上でじっとしていた。
現在飼育されているガチョウは、ハイイロガンを原種とするヨーロッパ系と、サカツラガンを原種とする中国系のシナガチョウに大別されるようだ。
ネットで検索すると、どうやら白色型のシナガチョウみたいだ。


その右奥の中州になっている所にはこの鳥がいた。

マガモの雄とそっくりの嘴をしているカモで、図鑑でも見たことがない。交雑個体か改良種かもしれない。(足輪は付いていない)
最初は、マガモと一緒に居た。



左側の岩の上に2羽いたこれは、シジュウガラガンの仲間のようだが、シジュウガラガンの特徴の白い首輪が全くない。
ネットで検索してみると、ヒメシジュウガラガンのようだが、右足首に足輪が付いている。公園等で飼われていたものか、あるいは、
どこかで飼育されていた鳥と思われるが、この川にいるので、どちらにしてもカゴ抜けの鳥だろう。
しかし、同じ場所で見たこともない鳥を同時に3種も見たので、ここは動物園の一部か、誰かが育てているのかとも思った。
一緒に行った鳥仲間の一人が付近で農作業をされている方に尋ねると、白い鳥だけはかなり前からいたのを知っていると話していた。

(追記)
このシジュウガラガンに似た鳥は、野鳥の会の支部長さんにメールをしたら、この川の近くの方が知り合いからもらった鳥で、飛べなく羽を切っているそうだ。
もう一度見てみると、シジュウガラガンより大きいし嘴も長い。ネットでさらに検索してみると、シジュウガラガンとの交雑が心配されているシジュウガラガン
の近縁種のオオカナダガンのようだ。
こんな記事を見つけた。
“カナダガンは現在8-11亜種(古くは絶滅亜種Branta canadensis asianticaを入れて12亜種)に分類されるそうで、日本へは中型の亜種シジュウカラガン、
チュウショウカナダガンと小型の亜種ヒメシジュウカラガンなどの数亜種が稀に渡ってくるらしいのですが、分類は段階的ではなく連続的で各中間型なども居て
単純では有りません。本亜種はカナダガンの中でも大型で長距離の移動はせずカナダ国内での留鳥性が強いため篭脱けと考えられています。
また嘗て日本各地に飛来した亜種コシジュウカラガンも絶滅し、現在稀に渡って来るシジュウカラガンも殆どはロシアや日本で、絶滅したコシジュウカラガンの
代わりに放鳥された篭脱けなのだそうです。”

追記その2
シジュウカラガンとカナダガンとの関係について以下のホームページに大変詳しく書かれていた。 http://homepage3.nifty.com/Kume/goose/40karamemo.html
また、「静岡県富士地方に生息・繁殖するシジュウカラガン近縁種・オオカナダガン情報」については、以下のアドレスに載っていた。
http://kume.eco.coocan.jp/goose/40kara.html
自分で分かりやすく整理するためにこの中にあった「シジュウガラガンをカナダガンという名称について」という記事を要約をしてみた。
“ シジュウカラガンという和名は種名 Branta canadensis と亜種名 B. c. leucopareia の両方に用いられているので、混乱を引き起こしている。最近は外来の
大型亜種が国内で繁殖をはじめ、その分布が拡大してきたことにより早急にその対応が急務の課題となってきた。この混乱を防ぐために, 以前から種名 B. canadensis
を「カナダガン」と呼び, 絶滅が危惧される亜種 B. c. leucopareia だけを「シジュウカラガン」と呼ぶようにしてきた。
日本で記録されている在来の亜種は、小型の亜種に属するシジュウカラガンとヒメシジュウカラガンだけだが、最近は国外から持ち込まれ、国内で繁殖を開始した大型の
「外来亜種」(亜種オオカナダガンの可能再が高い)が増加している。
これら大型のカナダガンが誤って「シジュウガラガン」として記録報告されることが多くなった。また、亜種シジュウカラガンも回復計画の成果もあり、野生個体も放鳥個体
も増加傾向を示し、特に千島列島で放鳥された個体の場合、観察地域が広がった。このため、外来亜種との生息域が重なるのも時間の問題になり、交雑の危険が高まっている。”
このこともあり、現在各所で見られる在来の希少亜種であるシジュウカラガンと、外来亜種の大型カナダガンの無用な混乱を回避するためにも、日本でも速やかにIUCNのRed List(2007)
でも採用されている分類の採用を検討すべきであると「日本雁を保護する会」は主張している。



オジロビタキ その5(食事編2)

2013年01月13日 | 野鳥
オジロビタキのいるところに、またレアな鳥が出たというので、昨日出掛けてみたが、見つからなかった。
そのかわり、オジロビタキが2羽はいることを確認した。
2羽の鳥が同時にいることはないのだが、1羽が飛び立つと同時に別の個体が違う場所から入ってくるのを数回見ることができた。









わざわざ口を開けて、撮影者に見せびらかしてくれたのかな。

オジロビタキ その4(食事編1)

2013年01月12日 | 野鳥







オジロビタキ その3 (飛行編2)

2013年01月11日 | 野鳥
このオジロビタキのいた場所、最近、他に良い場所が見つかったので行かなくなったら、どうやら新たにめずらしいのがやって来ているようだ。
今、メールをチェックして分かった。メールのチェックが遅かったようだ。
ところで、空高く飛んでいる鳥を撮るのは技術的にはそれほど難しくはないが、急に飛び出す鳥の瞬間を撮るのは難しい。
カメラのシャッター速度と連写枚数の多さが問題となる。シャッター速度の方は、ISO感度度を上げれば速くなるが、連写枚数は購入したカメラの
性能による。最近、使っているカメラのニコンD800は、みんなが使っているカメラより少し遅いようだ。








オジロビタキ その2 ('飛行編1)

2013年01月09日 | 野鳥







オジロビタキ その1

2013年01月08日 | 野鳥






久しぶりに珍鳥の撮影だ。
このオジロビタキは、ユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬する。日本では旅鳥または冬鳥
として希に見られる程度だ。単独で観察されることが多く、また、ほとんどが雌か若鳥らしい。この個体は、メスだろう。
ところで、D800のクロップという機能はは便利だ。レンズの焦点距離を瞬時に1.2倍とか1.5倍に変えることが出来るのだ。
上の2枚は、レンズ300mm+テレコン1.7倍だから510mm
下の1枚は、1.5倍のクロップ撮影をしているので510mm×1.5=765mm
この写真は、少しトリミングもしてるのでこんなに大きく写っている。