日本をはじめ、韓国、中国など、東洋では、昔から、陰陽五行の考え方が、広く浸透していまし
た。
料理にも、それが取り入れられてきました。
日本でも古くから、「五味、五色、五法」と言う考え方がありました。
五法とは、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」「生を生かす」と言う料理方法です。
韓国でも、五の味、五の色の食材が調和して一体となり、健康を保つと言う考え方があります。
韓国における五つの味は、ッチャンマッ(緘:糸編の代わりに歯:カン:塩)、タンマッ(甘)、
シンマッ(酸)、メウンマッ(辛)、ッスンマッ(苦)です。
そして、五つの色とは、ブルグンセク(赤)、ノクセク(緑)、ノランセク(黄色)、ヒンセク(白))、
コムジョンセク(黒)です。
これらの料理法による、代表的な韓国料理としては、ハンジョンシク(韓定食)、シンソンルロ(神
仙炉:宮廷料理)が挙げられます。
韓国へ行かれたら、美しく盛り付けられた美味しい韓国料理を、是非、味わってみてください。