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韓国文化の紹介。

山陰の旅 6 岩見銀山 2 

2013-09-18 00:10:00 | 写真

世界遺産岩見銀山は、島根県太田市大森から銀山川に沿って点在する採掘跡、精錬所、

代官役所、寺社、街並み、街道などからなっています。

600余にも上る採掘現場(間歩)には、相当の人数の人手が必要であり、サポートしたり、運搬

したりする人々も含めると、かなりの人口の街であったと考えられます。

現在は、産業としては成り立っていませんが、街並みが保存されたり、遊歩道が整備されて、見

学者でにぎわっております。

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↑こんなものもありました。世界遺産とは、関係ありません。

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街並み。

大森から一番上の龍源寺間歩まで、およそ5kmあるとのことでしたが、年寄りがそんなに歩け

ませんので、途中の銀山公園まで、バスで移動しました。

それでも片道、2km半あるとのことで覚悟して歩き出しました。

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途中で、花達が、疲れを癒してくれました。

余談になりますが、岩見銀山と言えば、毒薬で有名ですね。

昔の講談には、悪代官が、ライバルを、石見銀山で殺そうとする話が良く出てきます。

四谷怪談でも、お岩が石見銀山を飲まされて、醜い顔になって死んでしまい、お化けになって出

てきます。

どんな毒薬だったのでしょう。

鉱山に人があつまると、町が出来、生活がはじまります。

昔は、人の集まるところには、ネズミが増えたのです。

鉱山では、ネズミ退治に、遠くからヒ素を買ってきて、猫いらずを作りました。

これが良く効くと評判になって、銀山の商人達が、全国に売り歩きました。

いつか、石見銀山が、ブランドネームになって、毒薬と言えば、石見銀山をさすようになったと

言うことです。

長くなりましたが、これで、石見銀山のレポは終わらせていただきます。