山陰へは、あまり足を踏み入れたことがありませんでした。
二十数年前、現役のころ、一度だけ、鳥取へ、出張しただけでした。
去年、北九州の帰りに、萩に寄り道しましたが。
長年、行ってみたいと思っていましたが、ようやく、念願が叶いました。
四日市からは、亀山ー草津間の、新名神が開通して、中国道への乗り入れが、大分楽になりました。
山陰地方へも、中国を縦貫する高速道路が、いくつかできて、便利になりました。
旅行会社も、新しい企画を考案して、旅行客を呼び寄せようと懸命です。
富田、四日市、鈴鹿を回って、客を集めるため、朝6時台の出発ですが、亀山のパーキングへ先回りすれば、8時半で間に合うと言うので、そうしました。
自宅からは、1時間弱で、十分到着します。
昨日からの雨は、西の方から上がるとの予報でしたが、傘を持ち込んでの出発です。
新名神ー京滋バイパスー中国道と順調に走って、昼頃、美作に到着、昼飯です。
兵庫県美作は、吉備の国。桃太郎のキビダンゴが有名です。
写真を取り込むところまでは、何とか、解決しましたが、8の悪いクセの、画像処理が、まだうまくいけません。
もうしばらく、このままおつきあいください。
その内、解決します。
そばを流れるのは、一級河川吉井川の支流です。
河畔の海道に沿った集落。この上流、宮本には、剣豪宮本武蔵の生まれ故郷があります。
剣豪ぶってみましたが似合っておりません。通にも、振られてしまいました。
腹が膨れたところで、もう、一走り。
鳥取県へと向かいます。
手前の蒜山(ひるぜん)SAでトイレ休憩です。
雲に隠れた蒜山。
左の雲の奥に大山が見えるはずですが、この日は、あいにく、小雨が降ったり止
んだりの天気で、見えませんでした。
鳥取県には、山(やま、さん)はありません。
山は、全部「せん」と発音するそうです。
暫く走ると、雨も小やみになり、大山が、姿を現してくれました。
伯耆国、大山は、伯耆富士と呼ばれるだけあって、秀悦な姿を見せています。
大山に見とれている間に、バスは、日野川を渡り、鳥取平野へと下っていきます。
行くてに、日本海が見えてきました。
バスは西へ向かってさらに走り続けます。