言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

伊豆の葛城山

2024-05-05 | 旅行
気象予報どおり 連休後半の日々は好天が続いている

この好天を逃すのは惜しいと思い 電車
     
バスを乗り継ぎ ハイキングした
     

伊豆に葛城山 標高452m というのがある

そのテッペンに 伊豆パノラマパークというのがある

麓からは小さなゴンドラに乗って一気に登る・・・・ 座ってるだけ
     

頂上は小さな公園が造られている  よく手入れされており 季節の植栽 花 また 小児用の遊技施設もあって 家族向きにも対応している
     
                  

快晴だけに残雪を被った富士山が良く見えた 遠くにはやはり雪を頂く南アルプスが連なって見えてる
 
そこでは 富士山はもとより 駿河湾を含んだ パノラマを臨めて 素晴らしい景色だ
 
一見判らないが 麓と頂上と結び リゾート感覚に造られており 女性客が多く見受けられた

    
                   パーク    https://www.panoramapark.co.jp/

4月某日

2024-04-30 | 所感折節
桜が散ったら 色んな花が咲き始め 新緑が目に染みる

アレルギーは杉花粉ばかりでなく この時期 いろんな小さな種が空中を飛び交ってるにちがいない

くしゃみ 鼻水が止まらない

ニラの花が消えたと思ったら すかさずという感じで スズランが一斉に芽をだした  不思議なものだ


☆  半年サイクルの経過観察  ドクター曰く 大きな部分の直径は37㎜  進展はしてないのでこのまま診療を継続しますとのこと

          当人からすれば 身体の不調は 加齢によるものか 病巣に起因するものか よくわからない ありのままドクターに告げるしかないのだ


☆  何冊か読んだ   引き込まれて読んだのは 冲方丁の 「麒麟児」     勝海舟と西郷隆盛による 江戸城無血開城を題材とする小説

          小説家の想像力のすごさを感ずる 事実の話半分としても 両人の気配り 駆け引き 実行力 はさすがに歴史に残る難事業だったのだろう

   それにしても両者とも江戸を焦土にする作戦だったとは ホントかねと思ってしまう



☆   時間をみて 気分転換に  ジムにゆく 名前も知らぬジム友と 短い会話し スタジオでエクササイズするだけだけど 小さな達成感はあるのだ

☆   謡の稽古は 「道明寺」  いっこうに達成感はない むしろ声が枯れてきた 歌唱力の無い謡というのは退屈なのだけど・・


今月も 平々凡々の毎日というところか・・・

 

登山家 花谷泰広

2024-04-14 | 語録
アルピニスト山野井泰史の著書 「アルピニズムと死」を読んでいるとき このイベントがあることを知り 聴きに行った

   

花谷さんは初めて知った人なので どんな話をしてくれるのか楽しみだった

生い立ちから始まって 山に惹かれていったことを 写真を交え 4時間余り話してくれた

会場は広くはなく 20名の定員に対し満員だった    ただSNS同時配信されてるので かなりの人が観てると思う

とにかく30歳になるまでには 地球規模的に 歩き 登り した人なのだ

死ぬような目に合ったことも再三で

       

ヒマラヤでは 落石がすごい音立てて降ってくるような山で

シェルパに 死ぬときは死ぬ それは 神様しかわからん ビビった奴に 石は当たる だからビビるな と言われ 

遺書をノートに書き付けたが 本人は完璧に死ぬとは思わなかったそうだ

      

ヒマラヤで 強いシェルパと行動を共にし 自分の限界を知り 今は後進の指導とか山小屋の運営 登山道の整備などやっている

コロナ禍の時は 経営的には苦しかったが これまでの経営を見直す良い機会だった 登山者は減ったが なによりも 山がとても静かだった とのことだ

       
   
また 山を守ってゆく現場側から思うに 例えば 

国立公園の維持管理を予算的に比較してみると アメリカは一人当たり年間1300円位なのに対し 日本は80円位しかない らしい 

これまで 山に関係している人達の 自助努力で なんとか環境を維持してきたが それも限度があって 

共助 つまり多くの人たちが 協力して 自然界を守ってゆく姿勢にしてゆかないと保てなくなる    と警鐘を鳴らす

自然体で 穏やかに話すけれど 内に秘めたエネルギーは まだまだ すごいものを 感じた

鵠沼海岸散歩

2024-04-13 | 所感折節
鵠沼海岸を散歩した

朝10時 気温18℃ 北東の風4メートル 薄曇り  散歩するのに良い状態

波は穏やかで桜の花びらが海岸に打ち上げられている  
         

午後には25℃近くなるという予報もありサーファーの出足は多い

バトミントンとテニスを合わせたような競技の講習   サーファーの講習 

家族ずれ  水着で跳ねてる子供達

真夏とは違った ノビノビとした風景が楽しめる


 

新宿御苑の桜

2024-04-06 | 所感折節
テレビで 東京の桜が満開とのことに浮かれて 新宿御苑の桜を観に行った

御苑は18万坪もあるそうでとても広い

ここの桜は 65種 約1300本の桜 が植樹されていて 3月から4月にかけ楽しめる

敷地が広いので 約1万本あるという 沢山の樹木も気にならない

9時開園だけれど花見の人たちの出足は早い アルコール類は持ち込み禁止だけど食事や運動はOK ヨガやってるグループもいた

桜色といっても ピンク 白 薄緑 桃色・・ いろいろある

芝生の上まで鬱蒼と咲き誇る桜を背に多くの人がポーズをきめている
枝垂桜もあったけれど大きいのは見かけなかったように思う


外国人は結構たくさんの方々を見かけた 皆さん軽装 楽しそう


池も彼方此方に配置されているので逆さまの景色もきれいだ
そういうところには沢山集まっていて渋滞している

モコモコに生い茂る桜の花 匂ってくるようだ

通り抜けになってるような順路もあちこちにあった


孫の書

2024-03-31 | 所感折節
二番目の孫が 学校で書いたのを持ってきた

今 小学4年

お教室に通ってるわけではないけど 一生懸命書いたかと思うと嬉しくなる

一番目の孫がやはり小学4年のときに書いたのが残っている
もう大学生だが その頃は近くのお教室に通っていた
家に遊びに来た時に 画用紙に書いてくれた


上手下手というのではなく 書いたものを見ると 
その時の顔つきや仕草を思い返せて面白く思う



舞 三番

2024-03-12 | 能・芸能
観能が続いた

『三人の会』   観世能楽堂  9日

   ●  野宮    シテ  谷本健吾     ワキ  宝生欣哉

           大鼓 亀井広忠    小鼓 観世新九郎     笛  松田弘之

      ・序の舞  
         六条御息所が巫女として仮住まいした野宮  そこを訪れた僧 その僧に御息所の霊が回向を頼む 葵上との車争いに敗れ その時の執心を晴らして欲しいと
         僧が回向すると 御息所の霊が現れ 源氏との華やかだった日々 愛を失った悲しみを込め 月の光の下 静かに舞を舞う     

           野の宮の 月も昔や 思うらん 影寂しくも 森の下草・・・
 
    ●  邯鄲      シテ 川口晃平     ワキ  宝生欣哉

          大鼓 亀井広忠   小鼓 飯田清一   笛  杉 信太郎   太鼓  林 雄一郎

      ・ 楽
         盧生が旅をし 邯鄲の里に一夜の宿を求めた時 女主人の薦める枕で眠りにつく すると盧生は王になった夢を見る 
         位 人心を極め栄耀栄華に満たされた日々  その喜びを込め悠然と舞を舞う

              いつまでぞ 栄華の春も常盤にて なお幾久し有明の月・・・・

『観世九皐会 三月定例会』  矢来能楽堂  10日

     ●  誓願寺      シテ  観世喜正    ワキ  宝生欣哉

                 大鼓   柿原弘和  小鼓  鵜澤洋太郎  笛 杉 信太郎  太鼓  林 雄一郎

       ・序の舞 太鼓入
           京都の誓願寺で仏法を広める一遍上人  そこに和泉式部の霊が 歌舞の菩薩となって現れ 誓願寺の境内が 極楽浄土に化したかのように優雅に舞う

             ひとりなお 仏の御名を尋ねみん おのおの帰る法のにわ人・・・・
 
  両日あわせて ・ 仕舞

   ・西王母 観世喜之  ・定家 観世銕之丞  ・賀茂 観世喜正  ・善知鳥 坂口貴信  ・西行桜  弘田裕一  ・玉之段  桑田貴志



39098.68

2024-02-23 | 所感折節
日経平均が 新高値を更新した というニュースは目新しい

新聞のチャートを見ると 前回のピークは 34年前になる



あの頃感じた肌感覚を思うと同じではない

ホットとクール・・・シャーベット?

先の頃 不動産屋がトランクに札束詰め込んで都心のマンションを買い漁っていたり

チップで1000万円ポンと出した? なんて話があるほど元気だったのに

年明けから24年間も谷に向かって落ち込む   6994.90円へ

給料上がらず 安さ追求  お財布的には鎖国した日本のようだ

今 宿泊施設で一泊¥15000は 100ドル

100ドルのサービスとはとても思えないと外国人いう

この 他国との金銭的なズレは 今後何年かかってバランスするのだろうか


映画「瞳をとじて」

2024-02-15 | 映画 音楽
監督 ビクトル エリセ    原題 Cerrar los    ojos          製作 スペイン    169分   2023年

黒いデコピンのようなワン公と海の物語かと思ったら全く違った
ワン公は本作でホッとするような景色をくれる  ただそれだけ

濃い緑に押しつぶされそうに建っている古い館 そこに住まう 歳月に押しつぶされそうな男と召使・・・と映画は始まる

話がサッパリ解らないので チラシからストーリーを転記すると

  かっての親友は なぜ姿を消したか ―――
未完のフィルムが呼び起こす記憶をめぐるヒューマンミステリー  
映画 別れのまなざし  の撮影中に主演俳優が失踪した 
  それから22年  当時の映画監督であり失踪した俳優の親友でもあった映画監督は 
失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける 
 取材に協力する監督は次第に俳優と過ごした青春時代を そして自らの半生を追想する
そして番組終了後 俳優によく似た男が海辺の施設にいる という一通の思わぬ情報が寄せられた  ・・・云々 

この映画には 親友同士の映画と 本作のストーリー展開の映画と 2本の映画がある
本作では 記憶喪失した俳優の記憶を呼び起こそうと過去を追想するシーンが連続する ・・・  青春時代から人気の映画人になるまでの記憶が

一方 作中映画では 俳優の演じる主人公が遠い昔に別れた娘 に会いたい と一枚の写真を ある男に示し 捜索依頼をするシーン 
写真には大きな瞳でジッと見つめる少女の写真が写っていた

監督の記憶を遡る数々のシーンもさることながら 瞳を真正面から見るシーンも数々でてくる
記憶喪失した親友同士  父と娘  かっての恋人同士  そしてワン公と監督・・・
互いの記憶  なに想うのか  探るように 瞳の奥深く見つめる

とじた瞳が開かれる  それは二人の思いでか・・  記憶はもどるのか・      そんな余韻を残し映画は終わる


それにしても長かった  他の予告編も含めると3時間余りになる
圧倒的に感動したという映画ではなかったけれどオーソドックスな映画という印象がする




   

太鼓職分会

2024-02-13 | 能・芸能
7年前 観世流太鼓方の観世元伯師が亡くなった  51歳だった

師の追贈記念として 第一回 観世流太鼓職分会 が 銀座の観世能楽堂で開催された

最初に 20年余り前 師を含む 若手同士で 結成された 神遊 の能楽師たちによる 

 ● 舞囃子 高砂 八段之舞   

      観世喜正  
      大鼓 柿原弘和   小鼓 観世新九郎    笛 一噌隆之    太鼓 小寺

続いて 太鼓を中心に

 ● 一調    ・ 貝尽くし   野村太一郎   麦谷暁夫
         ・  百  萬   宝生常三    田中 進
            ・  野  守   藤波重彦    林 雄一郎
            ・  葛  城   浅見重好    加藤洋輝
            ・  山  姥   関根知孝    井上敬介
            ・  西行桜    梅若紀章    小寺佐七
          ・  巻  絹   観世銕之丞   金春惣右衛門

 ● 連調    誓願時   太鼓を 麦谷 鬼頭 徳田 飯森 大橋の各師

20分の休憩後 太鼓を師の長女 結子さんの披きで

 ● 道成寺    シテ   観世清和

          ワキ 宝生常三  舘田善博  梅村昌功

            大鼓 亀井弘忠  小鼓 大倉源次郎   笛 一噌隆之  太鼓 観世結子

          間  野村萬斎  野村裕基

その他 在京を中心に活躍されている大勢の能楽師たちによって演ぜられた