言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

あやしいメッセージ

2024-08-03 | 災害

先日スマホに 電気料金を24時間以内に収めないと 通電を停止するかもしれない というメッセージが表示され



 読んで 先ず焦った

しかし よく文面を見ると 発信者が不明 連絡先がイギリス 料金が通常ではない など おかしな点に気づいた

念のためということもあって 調べてみた     しかしこれが もっと焦った

以前は 電力会社から書面で毎月届いていたが 1年くらい前にWEBに切り替えていた

その後 引落し額だけを確認するようになり 便利になったと思っていたが

切替先のサイトも IDも パスワードも 忘れていることに気が付いた

こうなるとお手上げなのだ  東京電力と入力しても WEBの運営は別会社が実行している

その会社名すら忘れてる  運営会社に変わると 住所 氏名 等個人情報は引き継がれるものの 管理する上での 客番号などの数字はあらかた代わってしまうのだ

今回は メールの送受信記録をさかのぼって 探しだして確認することができたが

意外な生活上の落とし穴を気づかされた あやしいメッセージだった

紙による通知も捨てたものではない

荒れる辰年 ?

2024-01-04 | 災害
新春 関東は 天気に恵まれ 穏やかな 滑り出しだった                     

だが 夕方になって 能登半島に 震度7の大地震

正月2日には 羽田で飛行機の衝突事故   また 火事もあちこちで起きた


能登からさほど離れていない所に福井がある   76年前福井にM7.1の地震があった 

そのとき寝たきりだった曾祖父が圧死した   幾日かして折り重なった家屋の下から掘り出された曾祖父は柱を掴んで絶命していた 

そしてまた幾日かして 町はずれで大量の薪の上に寝かされ 荼毘に伏された 他の人と同様に

あの時は雨の頃だったけれどこの度の能登は冬 厳しさは半端ではない

神のみぞ知る天運 

逆走して いつ正面衝突するか知れない 悪運に怯えていては何もできない


元日に 初詣にいったけど お御籤はパス

屈託なく 焼き菓子で 陶器の占い


  今年は長男が当たった   今年はフクロウのようだ







梅雨末期

2021-07-04 | 災害
伊豆の方で大きな土石流が発生した
すごい勢いで流れ込んでくる泥やその他もろもろ
居住地にあんな泥流が突っ込んできたら堪ったものではない
被害者の方々には言葉もありません
秋の台風が心配


警戒レベル4相当

2021-07-03 | 災害
真夜中に電話が鳴った  
なんだ今頃と思って天井睨んでたらまた鳴った
近くの川が氾濫するからその注意かと思ったけれど
消防車のカランコロンという警戒音はなく
なんだろうと思ったがそのまま寝たらしい  頭が重い
朝 携帯をチェックしたら洪水・土砂災害の警報が出ていた
線状降水帯 ひと昔前にこんな言葉は聞いたことなかった
川を見に行ったらいつもの4倍くらい川幅が広く勢いがあった
この調子で上流も降り続けたらレベル5相当になるかもしれない
避難生活? 思っただけでうんざりする
準備など何一つしてない  台風の時はもっとすごかった
だから大丈夫と思ってるが さてどうなる

手を洗う意味

2020-04-20 | 災害

〇ウィルスは生物ではなく、何層もの脂質(脂肪)でできた保護膜に覆われた、たんぱく質分子(DNA)です。 このウィルスが、眼・鼻または口 の粘膜の細胞に付着すると、突然遺伝コードが変異し倍々方式で増え侵略します。
〇ウィルスは生物ではなく、たんぱく質分子であるため殺すことはできませんが、自然に崩壊(減衰)します。ウィルスが崩壊する時間は温 度、湿度、どこ(何)に付着したかにより違います。
〇本来ウィルスはとても壊れやすいのですが、脂質でできた何層もの膜に覆われていることが問題です。この脂質の保護膜を取り除く必要 がでてきます。 だから、脂質の保護膜を破壊することができる石けんや洗浄剤は有効(泡立ててこすり破壊)な訳です。破壊するためには石けんをたっぷりと泡立てて20秒以上こする必要があります。 保護膜を破壊することによりウィルスたんぱく質は自然に減衰し崩壊していきます。
〇熱は脂質を溶かします・・・25度以上の水で手や衣服、その他を洗うことが有 効となります。さらに暖かい水は泡がより泡立つため、より有効となります。

〇紫外線ライトや光線はウィルスたんぱく質を破壊します。たとえば使用済みのマスクの殺菌には紫外線ライト(UVlight)を使用すると完璧 です。但し、肌のコラーゲン(これもプロテイン)も破壊するので注意して下さい。
〇ウィルスは健康な肌を通り抜けることはできません。
〇粘膜を触ったり、食べ物、鍵、ドアノブ、スイッチ、リモコン、携帯電話、時計、パソコン、机、テレビ、トイレなどを触る前にも、触った後にも 手を洗わなければなりません。
〇頻繁に手を洗うことになるのでての保湿をして下さい。乾燥により生じる肌の小さなひび割れにウィルスが隠れ潜む可能性がありますか ら、厚めにハンドクリームを塗るのがお薦めです。
〇爪の中にウィルスが隠れるのを防ぐために、爪も短くしておきましょう。

―ジョンズ・ホプキンス病院―

3.11すみだトリフォニーホール

2012-03-17 | 災害
3.11の震災は数限りない出来事を誘発し、本当に言葉で言い尽くすことはできない。
その数々の出来事の1つに、すみだトリフォニーホールで起こった事実をドキュメンタリーにした番組がNHKから放映された。この日ホールでは新進気鋭の指揮者ダニエル・ハーディングが、パートナーとして新日本フィルを初指揮して、マーラーの5番を演奏することになっていた。しかし14時46分を境に楽団も観客も事務局も稀有の体験に遭遇することになった。そこで拾った数々の言葉はとても重いものがあると思う。
事務局(開催決定者)-お客様が一人でも来れば演るのが基本だ。そのためには2つの条件がある。1つは安全であること。2つ目は演奏のクウォリティーが確保されていること。
これらを確認し、開催決定。リハーサルは1時間15分遅れて16時30分から開始。
93人の楽団員(音出しするまでは心理的な動揺が激しかったのだけれど)
-心の痛みを音に出せることが証明したのかな・・・
-演奏家としては得難い一夜だった。演奏するっていうことはこういうことなのかなと思えた。
-音楽って意味があるんだ。なにか今日はこの曲を演かなきゃと思えた。
-あの状況の中で楽員の精神状態を考えると奇跡的だった。
-私たち音楽家ができることというのは・・五感に訴える力があるのかなと・・良いとか悪いとかでなくて何かをともかく表現したい・・思いが出たコンサートだった
-異様な集中力と緊張感みたいな鳥肌が立つような響きが感じられた。
-(イギリス人の指揮者ハーディングにとって初めて体験する地震、しかも震度5に特に動揺する事なくいつもどおりの様子だったらしい)一人ではないこと、仲間がいることの心強さを感じる必要がある。私自身圧倒されるような体験でした。
観客(1800人収容で結局105人)
-音楽の神様がついてたんじゃないかとおもえるくらい・・
-あのような時に演奏会を聴きに行ったことに、罪悪感のようなものがあって、しばらく誰にも言えなかった。

この番組を観ながらいろいろな映画を思い出した。
・「ベニスに死す」ではこのマーラーの5番アダージェットが
・「戦場のピアニスト」では廃墟と化した街中で隠れていたユダヤ人ピアニストがドイツ人将校に発見され、彼の前で必死の思いを込めて演いたブラームス?
・「愛と哀しみのボレロ」でアウシュビッツ収容所の入り口で演奏されてたユダヤ人によるセレナード
・「タイタニック」では沈みゆく船に残り、最後まで演奏を止めなかった楽団員たち

どれも「死」の影がある。
3.11でのマーラーは泰然自若の指揮者のもと、必死の演奏でもあったのだろう。

大震災から1年

2012-03-11 | 災害

昨年の3月11日午後2時46分に、日本は宮城県沖を震源とするM9.0の地震に見舞われた。メディアの発達したこんにち、その実情は何の飾りもなく実にリアルに、被害を被った人にもまたそうでない人にも伝わって今に至っている。そして震源を源として本当に沢山の悲しい出来事が生じ、多くの人達が苦しみの試練に立たされ、今も多くの人達の痛みは消えないでいる。その一方で日本人の持つ称賛されるべき資質もまた知ることができた。日本は地震大国だ。恐るべきはこれが最後の出来事ではなく、近い将来他の地域でも起こりうることが学者によって指摘されていることだ。SF長編小説「日本沈没」の初版は1973年3月だ。あの頃から防災の意識が始まっていると思うけれど、あの本には原子力発電所毀損による被害についてははあまり触れていない。事実には何か必ず想定外の異常な事件が伴うのだろう。備えは結局のところ個人そして家族単位ということではないのだろうか。

新聞に記載された事実を留めておきたい。
・東日本大震災 ・平成23年3月11日午後2時46分 ・震源地:三陸沖 ・規模:マグニチュード9.0 ・最大震度:7 宮城県栗原市 稚内震度3 南九州震度1 ・津波:最大波高 約38メートル ・死者:1万5854人(宮城県は9512人) 行方不明者:3155人(宮城県は1688人) ・負傷者:2万6992人 ・最大避難者数:約47万人 ・全壊戸数:12万9107戸 ・半壊戸数:25万4139戸 ・一部損壊戸数:69万1728戸 ・避難生活者:こんにちでも34万人以上 ・震度4以上の地震発生件数(3月~2月の1年間)327回 震度1以上の有感地震は1万回以上 ・寄付を受けた外国政府:アフガニスタン等93ヵ国総額175億円以上 その他被災地支援活動や救援隊派遣


*平成天皇のお言葉
1年前のこんにち、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。(国内関係各位への謝辞そして)世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。 被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。 今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。