九皐会百周年記念特別公演
<番組>
・能『松風』
シテ 遠藤和久
ツレ 遠藤喜久
ワキ 工藤和哉
間 山本則重
笛 一噌庸二 小鼓 幸清次郎 大鼓 佃 良勝
・闌曲
『珠取』 観世喜之
・狂言『禰宜山伏』
シテ 山本東次郎
アド 山本則直
アド 山本則孝
アド 若松 隆
・仕舞
-『遊行柳』クセ 弘田裕一
-『求塚』 五木田三郎
-『熊坂』 駒瀬直也
地謡 観世喜正 佐久間二郎 小島英明 坂真太郎
・能『邯鄲』
シテ 古川 充
子方 古川穂奈美
ワキ 森 常好
ワキツレ 舘田善博
ワキツレ 森常太郎
間 山本泰太郎
笛 藤田次郎 小鼓 古賀裕己 大鼓 柿原崇志 太鼓 観世元伯
開演すぐに「松風」が始まった。今回の席は脇正面最前列だ。これはいいぞと思ったのだが、地謡に座った方々とお見合いするようになるのだ。お互い、常時見つめているわけではないのだが、どうも落ち着かない。知ってる先生もおいでになることだし。大勢の中に埋没してるといかにきょろきょろ舞台を見ていたかと反省させられた。それに松風・村雨は初めのうちは橋掛りで長いこと演技するのだが、これが首をぐるっと回さないと見れないのだ。結局声だけ聞いた。それにしても長い曲だ。2時間近い。これだけで根気が切れた気がする。