言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

三國シェフ

2023-01-30 | 読書 本
「三流シェフ」という本を読んだ
 一気読みした
読み易いし
料理人 三國清三が語る己の生きざまに乗せられた

自分の目指すべき旗印・・料理人というのが
いつも目の前にあって
そこに内外の料理の巨匠たちが
その旗の色を鮮やかに染めてゆく

8年位ヨーロッパで修業し
東京に自分の店を持ち 40年弱
昨年にその有名な店を閉じた
何年か後 席数8席の小さなお店「三國」を
新たに開店するという夢をもって

ユーチューブに色々料理を紹介してるというので
さがした
ここの#229「僕の紹介」というところに
この本の内容を自ら語っている
ジンジャーエールでグビグビ喉を潤し
ヒグマが語っているようで面白い

寒波到来

2023-01-28 | 所感折節
10年来の寒さとか
我が家も寒さ対策をしたけれど
洗濯機の配水管が
一時凍った程度で済んだ
ジムに行ってエクササイズする前に
ちょっと体を温めようと
館内の風呂に入った
ところがこの寒さのせいか
水温が体温程度しかなく
出ると余計に寒くて 
サウナに入った
室内の温度差にくしゃみをしたら
ジロッと睨まれた
外はパラパラと雪が降ったけど
そんな程度の寒波到来だった
翌日は快晴
しかし午後から雲が湧きだした
              




たらりら

2023-01-22 | 習い事
今年の謡 初稽古をつけてもらう
「神歌」を謡う
演劇的な曲ではない   
先ず 「天下泰平 国土安穏 五穀豊穣」 と念ずる
それから おもむろに
「とうとうたらりたらりら たらりあがりららりとう・・」
と謡いだす
祝詞のような詞章で 
意味は判らない  解説はいろいろあるみたいだけど
下腹に力込めて 背筋伸ばしてひたすらに謡う
謡い終わってしばし無言
胸に去来する思いはいろいろ 年初には良い曲

晴天が続く
もうすぐ空は雲に覆われ雪すら舞う2月がくる
            
文庫本を読んでる 3冊目
山田風太郎「警視庁草紙」
面白い  時代背景が明治政府が立ち上がった頃
世の中がハチの巣突いたみたいな頃の警察って何だったのか
小説でなくとも面白そう?なことがあったにちがいない
作者は自在に想像をはたらかせ 語る
漱石とか鴎外の幼少の頃など出てくる
嘘の事実だろうけど

コロナ禍のジム

2023-01-15 | フィットネスジム
今朝 新聞を読んでいたら
「国内感染確認から3年  なお収束見えず
  新型コロナウイルスはワクチン接種の進展などで致死率や重症化率は低下しているが第8波の今冬は死者数が
過去最多(max523人/日)の更新を続けている 把握しきれない多くの隠れ感染者が存在し感染規模も最大の波となっている恐れがある 云々」とある
なんとも憂鬱な現実だ 
でも自身 慣れてしまって悲壮感は以前ほどでなくマスクなどは日常の常備品みたいに習慣化している

コロナ禍発症当時スポーツジムも一時休館した その後の休館は無いがいろいろ対策がとられた
入館時に体温確認 手の消毒 マスク着用確認 密集しない お風呂では会話しない サウナ一時閉鎖 
ジムエリアでは毎回使用前後に器具の消毒を励行
至る所に消毒用スプレーとハンドタオルが置かれ 折に触れ館内放送で注意喚起を呼びかけている 
このような煩わしさにも当たり前みたいになってきている 
厳しいと思うのはスタジオでのプログラム 
定員制になり 立ち位置が指定制になった 
そのためスマホで予約する スマホが必要になった 
有酸素エアロビ系のプログラムも 息苦しいけれどマスク着用
人気のプログラムは秒速で満員となり 必然的に高齢者は参加できない
それでも会員さんは来る
 ストレッチに ランニングに マシンに 空いてるスタジオに お風呂に  女性は雑談に
ロッカールームで話などしたこともない人たちを見ると何かしら安心感?のようなものを覚えるのも不思議だ

映画 クライマー

2023-01-08 | 映画 音楽
作家 沢木耕太郎の「凍」を読んで
映画「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版」 を観る気になった
ドキュメンタリー映画  実話である
映画ではアルピニスト山野井夫妻の登攀実績と日常生活を中心に画かれている
登山というよりロッククライミング 
岩壁登攀に焦点を合わせた過酷なスポーツ
死亡率が高すぎるスポーツ
谷川岳一つとっても1000人近く遭難し死亡している
そんな世界で山野井夫妻は世界の大岩壁に挑戦し数々の初登攀を成し遂げしかも立派に生活しかつ現役クライマーでもあるのだ 
ただ夫 泰史は手の指5本 右足の指全部失い下駄みたいになってるし妻の妙子は両手足で18本の指を凍傷で失ってる
そんな夫婦でありながら実にあっけらかんとして行動してるのだから感動してしまう
写される岩壁は どこも独特の厳しい美しさをしている
しかし どのように変化するかわからない自然の猛威に晒されるのを承知で挑む世界
スポーツと言えるのか
自ら生身を危険に晒して遭遇する自然の在り様は例えようもなく美しいのだろうとしか思えない


新春の観能

2023-01-04 | 能・芸能
新春公演   令和5年1月2日  矢来能楽堂
番組
● 新春の寿ぎ   笛 一噌幸弘

● みんなで謡う『四海波』(しかいなみ)  鈴木啓吾

● 仕舞 『養老』   観世喜之

● 能 『 巴 』 里女・巴御前の霊   観世喜正
               旅僧    宝生欣哉
               従僧    則久英志 大日方寛
              所の者    野村太一郎
       大鼓:山本哲也  小鼓:観世新九郎  笛:一噌幸弘

新春となると『翁』をはじめ厳粛な番組となるが、これはコロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業として文化庁に協力したプログラム。
能楽堂はほぼ満員だった。  
「・・・四海波静かにて 国も治まる時つ風・・・」と鈴木師の先導で観客全員参加で謡う。 
2時間にも満たないひと時だったが良いお正月を過ごせた。
 

元旦の鵠沼海岸散歩

2023-01-01 | 所感折節
天照大御神
そんな神話を髣髴と思い浮かべるかのような初日の出
テレビ実況から拝借した令和5年元旦の初日の出
パイロットさん カメラさん ブラボーです 
ダイヤモンド富士もバッチリです
              

触発されて地元の神様に挨拶してきた
こちらは寿老人を奉っている

お雑煮をいただいてから
鵠沼海岸を散歩する
穏やかな海 波 風 
カモメが魚を見つけて急降下
              
元旦の波を楽しむサーファーも多かった