言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

映画『ジャズ喫茶 ベイシー』

2020-09-20 | 映画 音楽
岩手県一関市にあるジャズ喫茶BASIE。
オーナーが好きなジャズメン、カウントべーシーを、50年前、店名に。
JBLのオーディオシステムをチューニングして原音再生にこだわり
愛好家には超有名なジャズ喫茶になってる。・・・らしい。
何時しかジャズを愛する有名人が全国から訪れるようになり
映画でそのうんちくを語る。 だれもうれしそうな顔してる。
カウントべーシー本人もいつしか来店するようになったらしい。
この映画はドキュメントなのだ。
がっちり目の垢ぬけた古民家のような店内には数多くのLP
そして大きな音響機器。
どんな音を吐き出すのかは、店にゆかなければわからないけど、
雰囲気は十分伝わる。
東京ではなく、地方にジャズ喫茶の一流があるというのは
当世風でおもしろいと思った。
映画館内は、このところコロナ対策で隔席だったが、今日は最前席含め
全席うまっておりました。
このままコロナが終息することを願うばかりだ。


え?聴神経腫瘍!?

2020-09-07 | 所感折節
去年の2月に聴神経腫瘍と医者に言われた。
MRIの結果をみると丸い影が脳に食い込んでいた。
もともとひだりの耳が聞こえにくくなってきたので
2004年、2016年と耳鼻科に行ってる。
2018年に耳鼻科にいったとき
原因を調べる一つとして脳神経外科を紹介された。
そのときは意味が判らず放置した。
しかし何時も行ってるジムの近くに病院ができ
MRIのこともあって興味半分で受診した。
それがヒットした。
知らない人に頬っぺた叩かれた感じだった。
医師は紹介状を書くので知った病院はあるかという。
そんなのあるわけない。 ちょっと焦った。
宛先がブランクの紹介状とCDをもらって帰宅。
家内に相談する。 お互い無言。
当方「このまま放置」
家内「いそいで医師に診せて」
とうるさく言う。
ネットで検索するといっぱい出てくる。
それを参考にたくさん手術していそうな大学病院へ行く。
医師は、歳と意志を勘案したうえ、経過観察ということになった。
それから1年あまり。今4センチくらいに成長している。
脳の容積は変わらないので、他の正常な部分を圧迫してゆくことになる。
これからどうなるのだろう。
手術はうまくいっても、術後のQOLは現状に復するのは難しそう。
術後のQOLは自分が背負うのだ。医師が背負うわけではない。
階段を不自由なく上り下りできるうちは良しとしたい。
しかし心配なのは急に症状が出た時だ。
どうなるのだろう。



映画『マイルス・デイビス』

2020-09-06 | 映画 音楽
マイルス・デイビスの成長アルバムをパラパラとめくってるような映画だった。
「俺は音楽に呪われてきた。寝ても覚めても頭には音楽があった。
 人生は冒険であり挑戦だ。安定を求めるものじゃない。
 創造を続けるには変わることだ。」(フライヤーから抜粋)
マイルスは地元でも有数の富裕層に生まれた。幼少のころ父からもらった
トランペット。まもなく頭角を現し音楽活動に没頭。
それから亡くなるまでジャズのトップランナー。
よく知らないがジャズのスタイルを10年置き位に変革していったらしい。
その1時期に映画「死刑台のエレベーター」は試写を見ながら即興でレコーディングした。
このような記録を観るなんてすばらしい。
高音の冴えた音色は何故か夜の摩天楼に合う。その頃の音がいいな~。
2時間くらいの映画だったけれど、マイルスのトランペットを中心に
ベース・トロンボーン・・・・様々な音に溢れた映画だった。
久々に聴きいった映画だった。
         原題: Miles Davis:Birth Of the Cool 115分
         2019年制作  製作国:アメリカ