言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

ブギウギ

2023-11-15 | 所感折節
コロナ予防注射を 病院の待合室で 待ってる間

NHKの朝ドラ 『ブギウギ』 をボーっと見ていた・・・見せられていた

帰宅してから なんとなく気になるので NHK+ で1週間分まとめて観た

これは往年の歌手 笠置シヅ子 をモデルにしたドラマらしい

演じてる俳優さんたちの演技が自然で 楽しんでる感じで良い

昭和の雰囲気に歌と踊り どこかコミカルでドタバタしていて面白い

『夢で逢いましょう』の連続ドラマという感じがする

ちがうのは キレよく あか抜けた 歌と踊りと楽団演奏

何だか元気が出る朝ドラだ
          NHKテレビから借用しました


ワクチン接種

2023-11-13 | 所感折節
新型コロナワクチン接種にいってきた 7回目

2020年の4月に緊急事態宣言が出されてから

今日現在 罹患者数の山が9つある

いまだウィルスは形を変え 大気中に蔓延してるということだ

思えば初回が記憶に残る

接種の予約を取るのに苦労したこと

会場まで臨時のバスが出たこと

マスクを買うのに行列したこと

ジムのエクササイズもいろいろ規制されたこと    等など

インフルエンザの予防注射も先日受けた

なんで こんなに なったのか?

原因は何なのだろう   人災か?

ウィズ コロナ   嫌だね
                

柿のケーキ

2023-10-29 | 所感折節
ケーキ屋さんを覗いた

いろいろ並んでる中で 目についたのは 柿のケーキ
                     
いかにも 柿という色合いと 美味しそうというおもいがした

柿の表面は 薄い透明のゼリーで覆われていて 形をつくり

熟した柿の中をくり抜き カスタードクリームがつめられている

柿は程よく冷えていて肉厚 歯ごたえがよく 甘い
                  
しかし なかに詰められたカスタードの甘さが 柿を上回るのだが

柿本来の甘さはしっかり舌に残り 秋を味わうケーキが楽しめた

またベースとなっているのは 厚手のクッキー生地なのだが

このクッキーにも複雑な甘みが感じられて美味しかった

発表会

2023-10-25 | 習い事
能楽堂に通い 稽古している人達の 発表会があった

学生 主婦 仕事を持っている人 現役引退された人 など様々な方々が参加された

天分に恵まれた人はともかくも 芸の程は稽古量に因るところが大きい

芸にキリはないけれど 衣装を改め 威儀を正し 今持てるベストを尽くして

演じる人達の芸は観る者にとって感じるものがある

内容は 
仕舞が19  独吟が16  舞囃子が17  素謡が2  連吟が2  一謡一管が1

というところで半能一本すらなかったけれど9時間近い大会だった



月下美人

2023-10-21 | 所感折節
ご近所から 夜中に咲きますから と言って

一輪の 月下美人の切り花を いただいた

手にしたときは 萎れていて 本当に咲くのかな と疑問に思っていた

花瓶に入れておいたが 

夜中の11時頃になったら イキイキとしてきて見事に咲いた
           
不思議さと瑞々しさと なにかないまぜになって しばし見入ってしまった

朝見たらすっかり萎れてしまっていた

一期一会の花なのか

海岸を歩く

2023-10-07 | 所感折節
江の島 鵠沼海岸一帯を 歩いた
天気良く 微風 沖にヨットが 多く出ている

波も高くないので 江の島に渡る橋の手前から 小さな遊覧船べんてん丸に乗った
          
この船は島の突端 岩場まで10分余りで運んでくれる
片道¥400だけど 島にあるエスカレーターに乗るよりも安いし 気分的にもちがう
          
岩場から崖に沿った急な階段を上ると江島奥津宮がある
自然の森やお店屋さんなど あたりの風景を観ながら
          
中津宮 辺津宮へ
灯台の辺りで路上芸人さんが人を集めていた
          
島に架かる弁天橋を渡り島を離れ片瀬西浜へ
真夏にあった海の家は取り払われ 海岸はゴミも海藻も見当たらずきれいだった
この浜辺はサーファーが多い 
          
浜辺の一角では ライフセーバーの選抜競技や 
          
別の一角ではサンドテニスの競技会 離れたところでではビーチバレーなどやっていて見ていて飽きない
浜辺も端のほうではビーチサウナや家族ずれのBBQなど見かけた

今日は少し雲があったので富士山は望めなかったが
大きく開けた大空と海の景色にどれも溶け込んでいて良い歩きができた
         



ユトリロ展

2023-09-23 | 所感折節
ユトリロを観に行った

若かりし頃 銀座のさる画廊で ユトリロ展があって 観に行ったことがある

狭い画廊にユトリロの作品が展示されていて

肩と肩を触れ合わんばかりの観客に紛れ 観た覚えがある

あの時の白の印象は残っていて もう一度観たい 確認したい気持ちだった
                  
10代でアルコール依存症のユトリロ

暗い画から白を多用する時代に そして年を重ね色彩が増えた作風
                 
ユトリロの生涯の作品数は知らないが

今回は日本国内にある作品を約70点あまり集め展示

ユトリロを垣間見るというところなのだろう

平日の午後ということもあって とても空いていてユックリ楽しめた



クロッキーデモ

2023-09-10 | 習い事
四つの視展  上田耕造 岡田高弘 永山裕子 広田稔一
           9月10日  セントラルミュージアム銀座
                         

四人の芸大仲間が クロッキーのデモを企画したので観に行った
前回は2019年で コロナ禍のため4年ぶりということになる

今回は前後2部に分けデモした
各々木炭・墨汁・水彩など異なる画材を用い 制限時間10分でデモした
モデルは白のブラウス エメラルドグリーンのパンツ 黒のタイツに黒のブーツ
それぞれ違ったポーズで 100号の用紙に描きとった
仕上がりはそれぞれが違う
               
限られた時間内にモデルから何を感じ 何を強調し どのように紙の上に表現するのか
4人の画家たちの生の作業は刺激的で自由に画くことの楽しさを教えてくれる
               
外は暑いが空は秋の気配がする
   



『十三人の刺客』

2023-09-07 | 読書 本
残暑    連日 暑い

『十三人の刺客』という本を見かけたので読んだ
同名の映画は何回か観たので興味が湧いた

著者のあとがきで書かれているが
「ビジュアルと活字の懸隔は予想以上に大きく・・・」とあるように
 映画のイメージに沿った内容を 小説にするには難しいと述べている

読んでみて 映画でのイメージとほぼ同じ後味を持った   文字でビジュアルを浮かび上がらせてるように思う

すべて映画のシナリオ通りではないが
流れはほぼ同じ 緊迫感や得られる情景もほぼ同じに感じる
むしろ 映画で聞き取れなかった所や観切れてない文字や装束がハッキリ確認できたと思う

物語は 竹馬の友であり親友・心友あった二人が 一方は横暴を極める領主に仕え 一方は国の治安秩序を護る幕府に と別れ その運命を描いたもので 時代劇の傑作と思う

圧巻は戦闘の場面 文も映画も生きてる
二人の決闘シーンは 文では一行にも満たないが 映画では5分位存分に戦い 殺陣の美しさを見せてくれる

二人を支えるそれぞれの武士の一分 その激突 
人の運命とは皮肉なもの・・・
人生とは儘ならぬもの・・・・
人生を彩るのはすべて縁・・・
縁あってこそ人の世は楽しくもあり 悲しくもあり また切ない・・・

と本では語る

本   著者:谺 雄一郎  原案:池宮彰一郎

映画  監督:富永卓二  主役:仲代達矢  準主役:夏八木勲
               脚本:池上金男(ペンネーム:池宮彰一郎)




映画 「春に散る」

2023-08-25 | 映画 音楽
久しぶりに映画館へ

だいぶ前に読んだ 沢木耕太郎の「春に散る」

内容が面白かった のと 映画の宣伝に引かれて いそいそと・・・

原作の内容を全て再現ということは無理として 

やはり映画では ボクシング 闘魂 青春 のような一面を切り取ってるように思った

本では味わえないグラブミットの鋭い音 打ち合うグラブの重い音 空気を切り裂くようなグラブの動き シューズの擦れる音 若者の叫び 絶叫・・・

元ボクシング王者だった人物が 俳優を指導しただけあって ボクシングシーンはドラマチック

横浜流星 窪田正孝 片岡鶴太郎 楽しめました

2023映画「春に散る」製作委員会
監督 : 瀬々敬久    原作 : 沢木耕太郎「春に散る」  133分