言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

模写 「悲しみ」

2022-10-25 | 習い事
ゴッホの作品「悲しみ」を模写した。
           

教室で次回の課題は模写、作業は3時間以内、

対象画家は自由ということでいろいろ探した。

それで全く色彩のない、迫ってくるこの作品を選んだ。

画集からはがきの大きさにコピーして

イーゼルにピン止めしてトレースした。

用紙はMBM紙(650x555) 木炭

時間の制限があるので、かなり入れ込んで

汗して課題をクリヤーした思いがある。。。



模写 ビュッフェ

2022-09-16 | 習い事
新聞にあったビュッフェの「十字架」
            

実物を見たいと思ったが本物はフランスにあるらしい。

面白そうなのでトレースしてみた。
            

用紙はMBM紙の表面に濃い目の珈琲をザッと流し込んで乾かした。

鉛筆でトレースしたが線の鋭さは真似できない。

絵を描いてみたいと熱く思っていた頃の一枚。



墨絵

2022-08-17 | 習い事
教室ではカラフルな画材で挑戦していたので

墨汁で絵を描くという発想がなかった。

先生はいろいろな画材で描くことは当たり前みたいで

こちらとしては、最初は戸惑いがあった。

筆は学用品の筆で、根元までグズグズに解いて墨汁をたっぷり浸み込ませ

一気に描く。制限時間は10分だけれど、出来上がった紙の上に

次々を重ねていったので、ほとんどの絵が墨で貼りついてしまった。

これは教室で描いたのを見て、自宅で再挑戦した1枚。

紙はMBM紙。墨汁が垂れないように乾燥するまで注意した。

この大きさだと、何枚も描きまくるというには気力・体力が必要。

紙も潤沢にあるわけでないし、ほどほどにしておく。



ムービング

2022-08-12 | 習い事
時間を狭めて絵にする作業は

モデルさんから受ける

一瞬の印象の強さみたいなものに

少なくとも、手 そして全身で行動しないと追いつかない。

この絵は制限時間10分間のあいだ

モデルは休みなくゆっくり動いている。
                  
格闘してできた絵はたまたま似たような絵になったが

参加した人たちも先生の絵もみんな違う。

またそこが面白いと言えるかもしれない。



3分クロッキー

2022-08-04 | 習い事
これは3分でクロッキーした1枚。

この時間制限となるとかなり忙しい。

画材は鉛筆4Bだけれどパステルより滑りが良い。

それにタッチというか筆圧のようなものに負担が少ない。

用紙はA4のコピー用紙を使用。

モデルは3分ごとにポーズを変えるので

用紙の取り換え、使用した用紙も雑に扱えないし

モタモタしていると貴重な、描く時間が減ることになる。

たくさん線を引こうとすると線はかぼそくなるし

しっかりした線にしようとすると、なかなかカタチに

ならないし躍動感に欠けるクロッキーになる。

この1枚は、描いた後、線の周囲を白のパステルで塗り込め

線を浮き上がらせようと努力したものだけど

それでも弱い。

2分制限も演習したけど1分はさすがに先生もすすめなかった。



男性立ちポーズ

2022-08-02 | 習い事
これは2017年6月の1枚。  制限時間は10分。

普通のクロッキー用紙にパステルでトライした。

教室で参加者はモデルさんの周囲に位置して描く。

だから正面だったり後ろ姿だったり、横からだったりする。

また立って描いたり、床に腰かけて描いたりする。

何枚ものあいだモデルさんはポーズ毎に

あっち向いたり、こっち向いたりしている。

これは下から見上げたようなクロッキーになってるから

床から見上げ気味でトライした1枚。

描く方からすれば

身体全体を使って描けるから、立ってトライした方が面白い。

線のスピード感とか緊張感みたいに違いが出てくる。

10分に慣れてくると、落ちついたクロッキーになってしまって

面白くない。ほんとは違うのだと思うけど密度を上げるのは難しい。



クロッキー (弓のように)

2022-07-31 | 習い事
このところクロッキーの教室に行ってないけど

これまでに描いた沢山のクロッキーを整理を兼ねて見返した。

これは2012年の12月の1枚。

時間は10分。  とにかく時間がないのだから、カタチにするのに

必死になる。しかも休みなしで5枚くらい描かされる。

A4程度の用紙でおさめるほどの腕はしてないので、大きめの用紙に

パステルで線を引きまくっていた。

この用紙サイズは 500x650 で普通のクロッキー紙。

何枚も描いてると時に偶然にサマになる1枚がある。

これがその1枚と思う。

『・・・一枚の制作時間を短く絞っていくことで時間の密度を上げ、眼の動きと手の動きを一致させていくことで無意識に判断したカタチを画面上に捻りだし・・・・』

  と教科書に書いてあるがその通りかもしれない。

犬の絵

2022-04-07 | 習い事
都会の中で野犬はほぼいない。

野良犬の類は大抵飼い主がいたはずだ。

なんらかの理由で放棄されたに違いない。

野良犬たちは人間に害を与えるかもしれないという恐れからやむを得ず保健所が野犬狩りをして薬殺処分しているらしい。

いつだったか忘れたが、これらの狩り集められた犬たちが鉄格子のなかに集められた写真を見た。

大半の犬たちは、なんとも悲しげな目つきをしていた。

犬たちは近い将来に身に降りかかってくることを本能的に感じてるに違いない。

この絵はそんな写真の1枚を見て 墨汁と割り箸を使ってクロッキーしたものだ。

犬も恐怖で他の犬の首にしがみつくのだ。

ペットとはいえ悲しい現実なのだ。



イラスト?

2016-03-30 | 習い事
イラストとかデッサン、クロッキーとかはベタベタした印象がなくて面白い。

アメリカの画家・ジェイムス・ワイエスが描いた「ヌレイエフの半身像」。

実物はフィラデルフィアの個人美術館?にあるみたいだが。

喜謡会大会

2013-10-29 | 習い事
これは現在、観世喜正師が受けついでいる素人会で、今年、会が発足して20年目の節目にあたるそうだ。さる10月26・27日にわたって開かれたお弟子さんたちの発表会だ。内容は、連吟・独吟・素謡・仕舞・舞囃子・半能・能と一通り全部あった。能は「羽衣」と「石橋」。特に最後に演じられた「石橋」が面白かった。中入り後、舞台に豪華な紅白の牡丹の花が一畳台に乗って前面に置かれた。高さが2メートル位あったような気がする。野村萬斎師のアイ語りが良かった。鏡の間から語りが始まるのだけど、見所の雰囲気が程よく締まったように思う。そしてすごく印象的だったのは、善正師を地頭とする観世九皐会の中堅、8名の謡。顔を真っ赤にして、全員が一体となった力強い謡。そして亀井忠雄師をはじめとするお囃子が負けじと囃すなか、女性のお弟子さん達が赤獅子と白獅子を、豪壮というより、楽しそうに屈託なく舞った。もともとこの能の後半は華やかなのだけれど、テンポよく躍動感溢れる舞台を作るのはそれなりの稽古を積み重ねてないとできない。まして地謡とお囃子のすごい気迫に堪えて舞うのだからすごいものである。素人の会とはいえ、あそこまで盛り上げることが出来るんだということと、改めて能「石橋」の面白さを感じた舞台だった。