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ニコンD600のゴミ問題、D610で解消

2013年11月11日 | カメラ

ニコンのフルサイズ一眼レフD600では、過去にイメージセンサーのゴミ(オイルやホコリ)が目立つ現象がありました。後継機のD610(写真=フリー画像)ではどうなったのか、気になるところでしたが、LensRentals でチェックした結果が3枚の写真付きで掲載されています。

結論を先に言えば、センサー上のゴミは非常に少なく、D600での問題は解消されているということでした。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610

LensRentals は、カメラやレンズをレンタルしているショップのようです。

1)  まず入荷したばかりのD610 計25台を使用、白い壁に向けて撮影した画像25枚を重ね合わせたのが最初の写真。

7個ほどのホコリが見えます。大きめのホコリがあったのが1台。小さいホコリが6台。あとはクリーンだったそうです。まっさらなのにホコリがあること自体、我慢ならないという人もいるでしょうが、25台分で7個、同サイトによると、ほかのカメラと比較して大変いい状態だそうです。

2)  次に、部屋の中で、それぞれのD610で20~30回シャッターを切った画像を重ね合わせたのが2枚目の写真。こうすることで、ミラーボックスやシャッター、センサー周りのホコリが出てくるだろうと予想した通り、ホコリの数は10数個に増えています。

しかし、D600ではしばしば大きな塊が見られたのとは対照的に、D610ではほとんどが小さなもの。良い結果だと言えるそうです。

3)  さて、これらのホコリをクリーニングして、ユーザーにレンタル。うち帰ってきた10台のセンサー画像を重ね合わせたのが3枚目の写真です。

5個ほどのホコリ・繊維のようなものが見えます。もっとも、これはレンズ交換のさいに外部から侵入した可能性がありますね。

D600でよく見られた左上隅にホコリ・オイルが集中する現象は全く見られません。

LensRentals としては、今後も注視していく必要があるものの、D610ではセンサーのゴミ問題は起きないだろうと結論付けています。

 

ニコンがどういう改善策を施したのか分かりませんが、よかったですね。

このサイトが以前指摘した、シャッターの構造は原因ではなかったようで(見たところD600とD610は全く同じシャッターデザインとのこと)、この点については間違っていたと認めています。

 

ま、いずれにしろ改善されていたのですから、D610ユーザーは、ひと安心でしょう。

( しかし、おさまらないのはD600ユーザーかも… )

 



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