富士フイルムXシリーズの新機種「X-M1」(写真)のスペックがデジカメinfo に出ていました。
イメージセンサーがX-Trans ではないとかの噂があって、どうかなと思っていました。結局、「X-E1」と同じX-Trans CMOS、同じ画素数。これで、ローパスフィルターレスの高精細画像が期待できそうです。ISO感度の幅も同じ。
エントリー向け機種ですが、画質面の性能が落ちていなくてよかったと思います。
同サイトから引用させてもらうと、主なスペックは以下の通り。
- センサーは有効1630万画素X-Trans APS-C CMOS
- ISO200-6400(拡張で100、12800、25600)
- シャッタースピードは30秒-1/4000秒、シンクロ1/180秒(S/Mモードでは160秒)
- 液晶モニタは3.0型92万ドット、アスペクト比は3:2、上下にチルト可能
- 連写速度は5.6コマ/秒(JPEGで連続50コマ、RAWで連続10コマ)
- 動画は1920x1080 30p、1280x720 30p
- 音声はリニアPCMステレオ
- モードダイヤル搭載
- アドバンストオート機能
- 操作ボタンやダイヤルを右側にまとめて配置。片手で操作が可能
- Wi-Fi、スマートフォン送信機能
- フラッシュ内蔵、スーパーiフラッシュ機能
- メディアはSD/SDHC/SDXC
- 大きさは116.9 x 66.5 x 39.0mm
- 重さは330g(バッテリー、メディア含む)、280g(ボディのみ)
- 発売予定日は7月27日(一部のボディカラーは9月)
- 店頭予想価格はボディが75000円前後
「X-E1」と異なる点について比較してみました。
X-E1 | X-M1 | |
ファインダー 液晶モニター 連写 Wi-Fi 寸法 重さ |
電子ビューファインダー 2.8型、46万ドット 固定 最速6コマ/秒 なし 129×74.9×38.3mm 300g(ボディのみ) |
なし 3.0型、92万ドット チルト式 5.6コマ/秒 あり 116.9x66.5x39.0mm 280g(ボディのみ) |
「X-M1」は「X-E1」の電子ビューファインダーをなくしたかわりに、液晶モニターを高精細・チルト式にしたのが大きなポイント。全体の寸法、重さもコンパクトになっています。はやりのWi-Fi も付きました。
ボディーの大きさはちょうどいいのでは。
ただ、ファインダーをなくしたのがどう影響するか…
Xシリーズは、ファインダーを覗いて撮るという、オーソドックスなスタイルが特長だったのですが、それがなくなると個性が失われてしまうようにも思います。
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