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シンデレラレンズ作例集(4) 中之島バラ園

2014年05月08日 | カメラ

バラ園を撮る

大阪・中之島公園のバラ園で、バラが咲き始めています。見ごろは5月中旬からになりそう。

花の写真の定番といえばマクロレンズ。しかし、あえて“シンデレラレンズ” キヤノンEF 50mm F1.8 II でどこまで撮れるか試してみました。カメラはEOS 6D。

 

「スパニッシュ ビューティ」(スペイン)。     F1.8  1/2000秒 ISO100

開花時期が早い品種なので、すでに満開。

 

「メアリー ローズ」(イギリス)。     F1.8  1/800秒 ISO100

 可愛らしくて、イングリッシュローズの中でも好きな花です。

 

これも「メアリー ローズ」。     F1.8  1/800秒 ISO100

難波橋の下の、入り口あたり咲いています。

 

鮮烈な赤。「ダスキー メイデン」(イギリス)。     F2.8  1/2000秒 ISO200

 

「スイート ドリーム」(イギリス)。     F1.8  1/1250秒 ISO100

 

「ピーチ ブロッサム」(イギリス)。     F1.8  1/1000秒 ISO100

EF 50mm F1.8 II の最短撮影距離は45cm。そのままでは、ここまでアップにできないので、約1/2にトリミングしています(横写真を縦にバッサリ)。

 

「マサコ」(別名 エグランタイン)(イギリス)。     F5.6  1/125秒 ISO100

 皇太子妃雅子様に捧げられたエレガントなバラ。開花が進むと、最初の「メアリー ローズ」と同じようなカップ咲きになります。個人的には、咲き始めのこうした初々しい姿も好き。

右側の花もあまりボカしたくなかったので、F5.6まで絞りました。すると、背景の小さな点光源が五角形に。

円形絞りではないので、絞り羽根5枚の形が出ます。このあたりは安いレンズの限界。

 

「アルシデュック ジョセフ」(フランス)     F5.6  1/80秒 ISO100

 

「オールド ブラッシュ」(中国)。     F5.6  1/80秒 ISO100

花の色がさわやかなので、何となく撮ったカット。あとで家にある「決定版 バラ図鑑」(講談社)で調べると、バラの栽培史で重要な役割を担った原種のチャイナローズと分かりました。

同図鑑によると、『スウェーデンで1752年に発見。四季咲きのバラとして中国から西洋へ導入された最初のバラ。』と書かれていました。霜が降りるころまで咲き続ける、元気な品種だそうです。

 

「荒城の月」(日本)。     F1.8  1/1000秒 ISO100

背景は「R Riverside Grill & BEER GARDEN」 というビアガーデン。

 

マクロレンズで花をクローズアップするのもいいですが、こういう標準レンズ(できればボケの美しいレンズ)で、背景を入れながら撮るのもあっていいのではと思います。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

   EF 50mm F1.8 II

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