オリンパスが5月10日、PENシリーズの最上級機「OLYMPUS PEN E-P5」を発表(ニュースリリース)。
発売は6月下旬
スペックについてはほぼ噂通り(5/8記事)ですが、「有効画素数 約1610万画素」ではなく、やはりOM-Dと同じ1605万画素でした。となると、たぶんOM-Dに搭載されている(同社社長が明言)ソニー製センサーでしょう。
ただ低感度(LAW=約ISO100)側へ感度域が広がっているので、完全に同一のセンサーではないかもしれません。
また、連写枚数などが、噂とは微妙に違っていました。詳しくはオリンパスのページの仕様をご覧ください。
レンズキット(ボディーキャップレンズを除く)には、電子ビューファインダー「VF-4」も同梱されます。これはいいですね。「VF-4」は236万ドットで、OM-Dの電子ビューファインダー(約144万ドット)を上回る高精細さ。
「E-P5」+「VF-4」の組み合わせは、完全にOM-Dを超えるといって良さそうです。
OM-Dのユーザーはどう思うでしょうね…
ところでアクセサリーは、こんな組み合わせが良いかも(写真はフリー画像)。
クラシックですね~
一見、いつの時代のフイルムカメラ? という感じ。
実は、外見がクラシックなだけでなく、オールドレンズの使用に配慮した機能も備えられています。
それがボディー内手ぶれ補正とフォーカスピーキング。
オリンパスのニュースリリースでは、次のように説明されています。
・5軸手ぶれ補正 『 静止画から動画まで、撮影時に発生するあらゆる種類の手ぶれをボディー内で補正する5軸手ぶれ補正機構は、マイクロフォーサーズレンズだけでなく、オールドレンズを含め、あらゆるレンズで有効です。レンズ内手ぶれ補正機構では決して実現しない最強の手ぶれ補正システムをOLYMPUS PENの小さなボディーに凝縮しました。 』
・フォーカスピーキング 『オールドレンズを装着した撮影など、マニュアルフォーカスのピント合わせをサポートするフォーカスピーキング機能を搭載しました。合焦付近の輪郭エッジを白または黒で強調表示します。ボディー内手ぶれ補正とあわせてマニュアルレンズの使い勝手が劇的に向上します。』
オールドレンズで遊びたいと思っている人には、うれしい機能。
オリンパスは、趣味性のあるカメラとしても使ってほしいと、考えているようです。
また、「OLYMPUS PEN E-P5」発表と同時に、廉価版「OLYMPUS PEN Lite E-PL6」と、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」のブラックの発売が発表されました。
「E-PL6」はシャッタースピード、連写性能、モニターのドット数などが「E-P5」より劣りますが、それにこだわらなければ、コンパクトで軽く、自分撮りができるメリットがあるのでこちらを選ぶ人もありそうです。
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