パナソニックが8月1日、チルト可動式LVF(EVF)を搭載したミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-GX7」を発表しました(写真はいずれもフリー画像)。
(プレスリリースのページ) (パナソニック GX7のページ)
背面液晶がチルト式なのに加えて、ファインダー(EVF)もチルト可動式なのがユニークです。店頭で珍しがられるでしょうね。
「DMC-GX1」の後継モデル。画素数自体は同じ1,600万画素ですが、解像度と感度を両立、向上させた新しいセンサーを搭載、画質が良くなっているそうです。
デジカメWatchによると、
『AF速度は従来の0.09秒から0.06秒に短縮(同社基準)。AF追従の連写速度は3コマ/秒から4コマ/秒になった。また、AF可能な最低輝度は0EVから-4EVになっており、「ローライトAF」として訴求する。 』
とのこと。
-4EVというほとんど真っ暗な環境でAFが効くのはすごい。キャノンEOS 6Dやペンタックス K-5II/ K-5IIsの-3EVを上回る性能です。
シャッター最高速度1/8000秒といい、ハイスペックを小型ボディーにこれでもかと詰め込んだ感じですね。
パナソニック GX7のページでじっくり機能の説明を読んでいるのですが、AFだけでも盛りだくさん。頭の中で整理するのに一苦労。
ファンクションボタンを9つ(背面の実際のボタンは4個、タッチ液晶画面に5個)も用意しているところなど、はたして使いこなせるのかと思うくらい。
LUMIX初のボディ内手ブレ補正は便利。
手ブレ補正がついてないオールドレンズでもブレを抑えた手持ち撮影ができます。マニュアルフォーカスのアシスト機能(ピーキングなど)が充実しているのも、オールドレンズのファンにとってはありがたいところ。
カメラを趣味にするハイアマ層への配慮が随所に見られます。
気になる値段については、カメラのキタムラで、ボディーのみが94,300円(税込)。レンズキットが116,800円(税込)となっています。
高いですが、高すぎるというほどでもないですね。
9月12日の発売までに、手に取って操作性などを試したいという人には、東京・大阪・名古屋でデビューイベントがあります(イベントのページ)。
あと問題は画質ですね。実写例のレビューを見てみたいです。
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