つれづれ写真ノート

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パナソニック GX 7 を触ってみた

2013年08月03日 | カメラ

8月1日に発表されたパナソニックの新ミラーレス一眼「GX7」。大阪梅田のパナソニックセンター大阪で、先行展示されていた実機を触ってきました。

 

パナソニック「LUMIX DMC-GX7 」。これはブラックモデル。

 

堅牢性に優れた全面マグネシウムボディ。持ってみるとズッシリした重みがあります。小型なのに「お、意外に重いな」という感じ。高級感のある重さと言ったらいいでしょうか。

レンズキット付属の「LUMIX G 20 mm/F1.7 II ASPH.」レンズ(35mm判換算 焦点距離40mm)は、ブラックとシルバーの2種類。それぞれボディーの色に合わせたものがついています。

 

全体の寸法やグリップは「GX1」より大きくなっています。

この方が持ちやすいかもしれません。

 

シャッター周りのダイヤルと背面ダイヤルで、絞りやシャッター速度などの変更ができます。

 

性能的には、新しいセンサーによる高感度性能・画質に期待が集まっていますが、この日は触ってみるだけなので、気になるファインダーや液晶をチェック。

電子ビューファインダー(EVF)、背面液晶モニターともチルト可動式。

撮影の状況に応じて自在に変えられます。

電子ビューファインダーを90度上げて上からのぞくケースってあるのかな… と思ったりしましたが、明るい戸外でローアングルの撮影など、たぶんそうやって使いたいときもあるでしょう。便利なことは間違いないです。

 

電子ビューファインダーの下側にある視度調節レバーで自分の眼と合わせ、のぞいてみると、少し視野が狭い感じ(同じパナソニック製やオリンパスの外付けEVFと比べて)。しかし、さすがに276万ドットの高い解像度だけに、明るく高精細。

色合いも良好。Adobe RGB比較で色再現性約100%だそうです。

 

背面液晶モニターは3.0型 約104万ドット。これもきれいです。いまや一般的になったタッチ機能でピント合わせ、シャッター、設定変更が楽にできます。

ファインダーを見ながら、液晶モニターにタッチしてピント位置を変えると、ピント位置がファインダーに反映される機能もあります。便利そうなのですが、実際やってみると顔と手がくっついた状態で液晶をタッチするのは難しい。慣れればできるかもしれませんが…

 

AFは速いです。そしてAF、マニュアルフォーカスの方法が実に多彩なのがこのGX7の特長。(パナソニックのページ参照)

逆に言うと、多彩すぎて、使いこなすのに時間がかかりそう。

 

ピントを合わせたい部分をファインダー内で部分的に拡大する機能が気に入りました。たとえば縦に並んでいるリンゴの手前にピントを合わせるのか奥に合わせるのかという場合、ピントを合わせた方のリンゴは拡大像でくっきりした像として確認できます。

普通の一眼レフではカメラのAF任せで写した後、画像を再生・拡大して確認しますが、最初から拡大画像でピントがあっているのが確認できるのは気持ちがいいものです。

 

マニュアルフォーカスへの変更は背面レバーで簡単に切り替え。

マニュアルフォーカスでピーキング機能を使うと、背面液晶でもファインダーでも、ピントの合った部分に明るい色付きの縁取りが見えます。ピーキングのレベルも、大まかにしたり、狭い範囲に絞ったりが可能です。

液晶モニターを拡大したところ。左側から下にかけて青いネオンのように見えているのがピーキングの縁取り(ピントが合っている部分)。

これならマニュアルフォーカスのオールドレンズも使いやすい。

 

こうやってAFやマニュアルフォーカスを色々試していると、ピント合わせが苦にならないどころか、むしろ楽しくなりますね。

 

 GX1よりはるかに性能・高級感がアップしたGX7。良い感じでした。



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