つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

東京カメラ散歩 Part 2

2013年12月12日 | 日記

写真とアート 続き

渋谷ヒカリエで開かれていた、映像作家・貫井勇志さんの写真展「世界遺産--時と光の深層 VOL.2 」(11/27~12/9)を見てきました。

 

貫井勇志写真展「世界遺産--時と光の深層 VOL.2 」。

 

貫井さんは、2008年7月からソニーの企画「"α" CLOCK」専任カメラマンとして世界遺産の定点撮影を続けています。2010年12月には初の写真展「世界遺産 - 時と光の深層 Vol.1」を開催。今回はその第2弾です。

「"α" CLOCK」のサイトを見ると分かりますが、使用カメラはソニーの「α700」「α900」「α99」など、そして最新作のパリでは注目の3640万画素フルサイズ機「α7R」が使われています。

カメラファンとしては、とても気になる写真展。

 

会場風景。

意外だったのは展示されている作品の撮影がOKだったこと。

 

いいんでしょうか… 撮らせてもらいましたが。

「イグアス国立公園」(ブラジル)。

世界最大、イグアスの滝のすごさが伝わってくる作品です。

立ちのぼる水煙、虹の美しさもさりながら、滝を横切る鳥の群れに注目。

 

(拡大写真)滝の裏側に生息するというオオムジアマツバメ。

猛烈な水煙のなかで生きているんですね~

 

このツバメの群れがあることで、自然の壮大さ、崇高さがなおさら強く感じられます。

 

城塞都市「ヴァレッタ市街」(マルタ)。さすがに世界遺産というか… 地球にこんなところがあるんだ! 

 

(拡大写真)長い長い階段の上方にある人影。研ぎ澄まされた緊張感の中、人間の寂寥感のようなものが伝わってきます。

 

 (作品を斜め横から撮ったりしているのは、自分の姿やよけいな照明が写りこむのを避けるため。しかし、完全に写りこみを避けることは無理でした。それとホワイトバランスを合わせるのに苦労。本当の色彩は「"α" CLOCK」でご確認ください。)

 

「レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」(スイス)。

世界有数のリゾート地が点在するところだそうです。

 

「タリン歴史地区(旧市街)」(エストニア)。

夢のような色彩。このホワイトクリスマスを撮るため、貫井さんはマイナス20℃の極寒の中、一週間待ち続けたそうです。

 

「パリのセーヌ河畔」(フランス)。

幅3mの大パノラマ写真。近くで見ると、ソニーα7Rの超精細な描写が分かります。すごいカメラではあります。

 

定点撮影の映像で構成した動画を4K対応液晶テレビで上映。

ペルーの空中都市遺跡・マチュピチュに、霧が湧き、光が差し込み… という一日の時間の移り変わりが、荘厳な音楽とともに描きだされていました。

 

世界遺産への定点撮影はこれからも続くでしょう。貫井さんの作品は素晴らしい。スケールの大きな写真家として注目しています。

 

渋谷から神田へ

これからはお気楽な散歩写真。

 

渋谷ヒカリエで昼食。「茶寮 伊勢藤次郎」の海老天ちらし重(1580円)。

これに食後の串団子がつきます。ボリューム満点。というか、食べきれなかった。

 

「茶寮 伊勢藤次郎」の窓から見た東京メトロ銀座線。東急のビルにある渋谷駅に出入りする様子がミニチュアのように見えたので、画像ソフトでジオラマ風にしてみました。

この写真で走っている車両は01系ですが、レモンイエローの1000系の方がジオラマとしては可愛い。1000系が来るのを頑張って待ったほうが良かったかな…

 

渋谷の朝。快晴だ!

 

渋谷センター街。駅から元気よく歩いて来る人の流れ。どこへ行くんだろう。

 

面白いので撮りましたがアダルトショップのようです。朝っぱらから、失礼しました。

 

このあと地下鉄で神田方面へ。

超有名な老舗そば店「神田まつや」。

比較的お客が少ないといわれる午後3時過ぎに、もう一度来てみて、やはり行列が出来ていたので入るのはあきらめました。

 

新名所「mAAch ecute(マーチ エキュート)神田万世橋」。

神田に来たのはこれが目的。

昔、中央線のターミナルだった旧万世橋駅の煉瓦造りのアーチを生かした新しい商業施設。

 

レトロなガード下に個性豊かな店舗があります、店舗同士はこうしたトンネルでつながっているので、店から店へ移動するのは簡単。

 

 和風モダンの雑貨のお店。

 

 色がきれいな大判ハンカチ。

 

名所になれば、やはりこういうものがありますか。 「万世橋駅どら焼き」。

 

面白いものがありました。大正初期の万世橋駅前のジオラマ。

ここは昔、中央線の出発駅でした(明治45年~)。

 

路面電車が灯りをつけて走っています。映画になりそうな雰囲気。

こんな時代に生きていたらどうだったのか、とか思います。今の世の中より楽しく生きられたんじゃないかな~  でもその後やがて戦争が始まって… そうもいかない時代になっていったわけですよね…

 

1919(大正8)年、中央線が東京駅につながり、万世橋駅はターミナルとしての役割を終えます。

 

今も昔のプラットフォームに上がる階段があります。

ただし、すでに駅ではなくなっているので電車は止まりません。

 

そのかわり、カフェがあります。

両側をびゅんびゅん車両が行き交うなかで、お茶する気分はどうでしょうか…

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

    EF24-105mm f/4L IS USM

  ソニーRX100



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