◆動画の音にこだわる
「こいや祭り」で、動画の音をハンディレコーダーで録音してみました。
愛用しているソニーRX100 は動画でも使いやすいカメラですが、音質が残念なことがしばしば。
そこで、一眼レフ動画でも使われる「外付けマイク」を検討。しかし、RX100 シリーズでマイクを取りつけるアクセサリシュ―があるのは「RX100 II 」だけ。それもソニーの専用マイクしか取り付けられません。別のマイクから音を入れようとしても、そもそもカメラにマイク入力端子がありません。
で、選んだのがハンディレコーダー。音だけ別に録音、あとで映像と合わせようという狙い。
発売されてかなりたつものの、ベストセラーといわれる「ZOOM H1 」を買ってみました。
「ZOOM H1」とアクセサリのセット。アマゾンで約12,000 円。
「ZOOM H1」本体。
電源は単3 電池1 本。これでかなり録音できます。講演やインタビューにも好適。記録メディアはマイクロSDカード(電池とともに同梱)。ちゃんとした日本語の取扱説明書も付いていました。
中央の赤いボタンを押すと録音できます。録音範囲は前方90 度で、背後の音はあまり拾いません。
あり合わせのブラケット(古いストロボの部品)で三脚にセットしたところ。
風切り音を防ぐウインドジャマー(別売り)と、手元にあったイヤホンを付けて(本来はヘッドホン推奨)。
(こんなことしてまでRX100 でムービーを取ったのは私だけでしょうね… マニアックです。)
気をつけなければいけないのは、本体に触れると雑音が入ること。
また、録音する対象の音量に合わせた入力レベルにすること。
静かな環境では入力レベル「100」にしてもあとで聞くと小さいくらいです。逆に今回「こいや祭り」のステージのかぶりつきで、大音響を録音するさいには、「60」に。それでほぼ良かった模様。
RX100 だけで撮った動画と、映像はそのままに音だけZOOM H1録音に差し替えた比較動画をユーチューブにアップしています。
ZOOM H1で録音したほうが(無圧縮のWAV ファイルなので)奥行きのある滑らかな音になるような気がします。ただ、状況によってはRX100 の内蔵マイクでも開放感のある、にぎやかな音になる場合も。
「岡山うらじゃ連 笑輝」のフル演舞(一部カット)を、ZOOM H1 録音でどうぞ。
大がかりな仕掛けはなくても、いつまでも耳に残るメロディーの繰り返しと少しずつ変化していく踊りが楽しい。
いわばラベルの「ボレロ」日本版(?) こういうの、好きですね…
もうひとつ、気に入った「よさこい連 『わ』」の演舞。これもZOOM H1 録音です。
よさこい鳴子踊りの正統派というか、美しくも激しい「切れ」のよい踊りが印象に残りました。
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