◇高速連写を試す
17日、大阪で開かれたEOS 5D MarkⅢ特別体験会に行ってきました。
会場は梅田スカイビル3階のステラホール。
雨にも関わらず大勢のCanonファンが詰めかけていました。
EOS 5D MarkⅢを手にとって試せるハンズオンコーナー。
さっそく最高6コマ/秒の高速連続撮影を試してみました。
手にとって試したEOS 5D MarkⅢ。ずっしりした手ごたえでしたが、撮影していると重さはそう気にならなくなりました。
まずは連写。約2230万画素の大容量データを、RAW+JPEGで記録する、ハード的に一番厳しい条件でどの程度連続撮影できるかやってみました。さすがに2、3秒でバッファメモリーがいっぱいになるのか、6コマ/秒ではムリになります。ただ、撮影が止まることはなくて、秒間のコマ数は落ちながらもシャッターは切リ続けられました。
いったん撮影を止めると、すぐ復帰して6コマ/秒に。この復帰が早い。
記録データをRAWのみにすると、ほぼストレスなく6コマ/秒で連続撮影できます。これだと撮影タイミングをのがすことはないでしょう。
もう一つの特長の61点高密度レティクルAF。ファインダーをのぞくと測距フレームがびっしり見えます。「ゾーンAF」など6種類のモードを選択できるそうです。AFだけでも、相当なバリエーションがあるだけに、使いこなすには時間がかかりそう。
多重露出やハイダイナミックレンジモードについても説明がありました。
どちらも色々な作品作りに使えそうです。たとえば輪郭のくっきりした月が出ている風景など、多重露出でないと難しいですからね。
◇高感度でも少ないノイズ
こちらは撮影体験コーナー。暗い照明の中でバレリーナが踊る、難しい被写体。
EOS 5D MarkⅢの大きな特長である高感度でのノイズの少なさを体験できます。
常用ISO感度の最高25600にして、シャッター速度1/1000秒で撮影(上記画像ではありません)。
液晶画面を拡大して見たところでは、背景の暗い部分にノイズは目立ちますが、全然使えない絵でもないように思いました。
ISOを1段、2段と下げていくと、次第に質感が美しく…。
高感度でのノイズの低さは本物のようです。
EOS 5D MarkⅢによる作品展示コーナー。前川貴行氏撮影の特大パネルは、虎の毛の一本一本まで精細に描写。すばらしい画質です。
ネットの実写レポートなどを見た限りでは、これほどの解像感があるとは思いませんでした。やはりプリントの実物を見ないと分からないですね。
セミナーコーナーでの「写真家たちの日本紀行」(BSジャパン)の映像。
PIXUS PRO-1コーナー。
ずらりと並ぶレンズ群。欲しいな~
ほかに、EOS-1D xやPowerShot G1 xを手にとって試せるコーナー、レンズテクノロジー紹介コーナーもありました。
◇お土産に記念グッズ
帰りには、EOSカメラ・レンズのシールや「SPECIAL BOX」が入った記念グッズの袋をもらいました。
「SPECIAL BOX」の中身。
カタログのほかに、EOS 5D MarkⅢやPowerShot G1 xで撮ったプロ写真家の作品プリントが何枚も入っていました。PIXUS PRO-1で出力されたものです。
額に入れて飾れますし、いいお土産。
コンテストへ出すには、これぐらい高品質でないと… と感じさせる美しいプリントでした。
自分でプリントするときの見本にもなります。
下はその作品の一つ。
野町和嘉氏の作品。
カメラはEOS 5D MarkⅢ。
撮影データを見て驚きました。
レンズ EF14mm F2.8L Ⅱ USM、 1/30秒、 F4、 ISO12800
とあります。ISO12800で作品ができるなんて!
ノイズは目立ちません。驚くべき高感度性能です。
このカメラ、欲しくなりますね。
「どうですか、ぜひ…」とキャノンの人にすすめられました。
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撮影カメラ : リコーCX1 オート撮影
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