名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

気功武術の真実・・条件反射

2025-02-12 | その他・・・


気功の達人。
襲い掛かる相手を手も触れずに吹き飛ばす。

「気」の力で相手を吹き飛ばす。

〇〇流合気道と名乗る輩のなかにも、
手を触れずに相手を吹き飛ばす師範も存在する。

そのような怪しい映像を目にすることがあります。

果たして、「気」(見えない力)で
相手に対して手を触れずに、
吹き飛ばしたり、倒すことが出来るのだろうか?

結論を先に申しあげれば、

 それは不可能です 

もし、真実なら、異種格闘技戦で、
気功の達人が必ず優勝するはずです。

気功武術の達人が真剣勝負の
総合格闘技戦で優勝することは
絶対に不可能です。

ならば・・・
気功武術の達人に、
吹き飛ばされている達人の弟子たちは
演技をしているのか??

・・・真実は3つ・・・

1・・・師匠と結託してて演技で意図的に飛ばされる。

2・・・自己催眠で飛ばされる。

3・・・条件反射で飛ばされる。


私が感じるに、

・3・条件反射で吹き飛ばされる。

8割方が、このバターンであると感じます。

1・2.のパターンは合わせて2割位だと思います。



ならば、その条件反射とは????


これは、「洗脳」のような世界です。



新しい弟子が入門すると、
気功武術の達人(師範)は、
まず最初に、弟子に対して
徹底的に「受け身」を教え込みます。

「受け身」を最初に覚えることは、
武道の修行に於いて、当然のプロセスです。

ただし、そこに落とし穴があります。

師範は弟子に対して、
このように指導します。

「気の流れを体得する為には・・・
相手の力に逆らわないように
受け流す訓練が必要である」

「攻撃に対して、逆らうのではなく、
相手の力を吸収して、利用せよ」

「私が右方向に腕を差し出したら、
そのエネルギーを身体で感じて、
右方向に倒れよ」

「水は高いところから低いところに落ちる、
自然の流れに逆らわず、清流を泳ぐ魚のように
水の流れに逆らわず、
水の流れと一体になる事を意識せよ。

「私が手の平を前に出したら、
そのエネルギーを胸で感じて、後ろに倒れよ。」

「何も考えず、無心で私の手の動く方向に
倒れて起き上れ、
この修行を徹底的に行うと、
『気の流れ』を感じることが出来るようになる。」

「気の流れが分かれば、
逆に相手を簡単に投げ飛ばすことが出来るようになる」

このような、最もらしい屁理屈を根拠にして、
新入りの弟子に対して、
徹底的「受け身」の練習をやらせます。

 師匠が腕を右方向に振れば、
弟子は、その方向に転がって猫のように起き上がる・・・

 師匠が掌を前に出せば、後ろに倒れて、
そのあと猫のように起き上がる・・・

そのような、「決められた動作」を
何百回も、何千回も延々と行う。

何も考えずに、延々と繰り返す。
(条件付け)



この弟子が、受け身の技術を完全に会得したとき、
奇怪な現象が起きる。

弟子に、「受け身の練習をしている」
という認識がない場合でも、
師範が腕を動かすだけで、
弟子の身体か勝手に反応するようになる。
(反射)

師匠が掌を前に突き出すと、手が触れていなくても、
弟子の身体は勝手に
後ろ方向に倒れて、転がる。

師匠が腕を横に振れば、手が触れていなくても、
弟子の身体は反射的に
その方向に倒れて転がる。

これ、即ち・・・

 条件反射 

弟子は、演技しようと思って飛ばされている訳ではない。

師匠に頼まれてやっている訳でもない。

 徹底的に植え込まれた動作を、
「無意識の領域」で行っているだけである。
(条件反射)



決して「気功」なる、見えない力で飛ばされたり、
倒れたりしている訳ではない。

「これは受け身の練習です」と言えば問題ないが、
「気功の力で倒していいます」と言ってしまったら、
これは詐欺です。

厄介な事に、師匠の気功で吹き飛ばされている弟子も、
受け身の練習という本来の意味を忘れてしまっている。

倒されたり飛ばされたりするのは、
条件反射以外何物でもないが、
師匠の発する気功で
飛ばされているような錯覚に陥っている。

まさに洗脳状態である。



これは、日本に古来から伝わる、
洗脳術です。

古流武術・・・
と呼ばれる流派のなかには
このような巧みな洗脳術を用いる
カルト的な集団も存在します。
(古流武術のすべてという意味ではありません)

幼児期の右脳教育と称して子供に右脳芸を教える
何某という教室も、
これと似たような原理の応用であると感じます。

この教室では、時々、
子供が超人的な能力を見せることがあります。

親は、「うちの子供は天才だ!!」
「将来、大物になる」
などと勘違いして大喜びします。

子供に対して、
このよな「超人芸」させることは、
危険な事であると思います。

そな背景には、
「手を触れずに、気功で人を吹き飛ばす術」
と似たようなメカニズムが存在しています。

sev〇式の経営者に悪意はないと感じますが、
悪意がないが故に大きな危険をはらんでいる。

そういう意味で子供右脳教育の〇〇式は、
カルト宗教予備軍であると考えています。



このような、洗脳は、形を変えて
宗教でも用いられることがあります。

詳しく解説したいところですが、
臆病者の私と致しましては、
恨まれたら怖いので多くを語ることはできません。

同時に、
これも、「文化」「伝統」「方便」
と言われたら、
それも一理ありますので、
深く追求してはいけない
部分でもあると感じます。



世の中には、明らかに悪意を持って
このような条件反射を目的とした洗脳を行う
カルト流派も存在します。

自己啓発セミナーとかの分野でも、
危険な洗脳を行う集団が存在します。

人間の特性を知り尽くした、恐ろしく頭のよい
邪悪な頭脳集団も存在します。

 純粋な人ほど騙されます。

純粋な人なら、
神様が守ってくれれば良さそうですが、
残念ながら・・
神様は民事不介入・・です。

 自分を守るのは自分のみ。

「その自分」こそが、

 神の分霊

 仏の化身

自己に宿る神を自覚することが真の宗教であります。



怪しい輩にはくれぐれもご用心下さい。




















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