これら不具合は、システム管轄の内閣官房も把握済み。
自治体向けのレクチャー動画等を配信。
あるいは、タブレットの読み取り用スタンドを各自治体に配布予定と来た。
ある自治体では、医療機関側が新システムへの理解や入力への手間。
それを嫌がり、ワクチンの打ち手を確保することが難航。
また、医療従事者の記録がシステムに未登録のケースもあった。
これじゃ、一般の接種が本格化したら同様の事態頻発が必至の佇まい。
おまけに、情報通信技術(ICT)活用の事例では、ほかにもトラブルが相次ぐ。
特に、スマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の不具合。
一部の利用者に感染者と濃厚接触した可能性があっても通知がされず・・・。
4カ月間も機能せずは、記憶に新しいところ。
保健所等が感染者情報をインターネット上のデータベースに入力する「HER-SYS(ハーシス)」。
これは、厚生労働省が集計ミス防止や負担軽減を目的に導入。
手書きの感染者発生届をFAX送信を改善を試みた。
しかし、逆に入力が負担となり、システムを利用しない自治体が多いとか。
また、5月12日には全国各地の自治体のワクチン予約システムが障害を起こし、予約ができないトラブル。
ITジャーナリストは指摘する・・・。
複数のシステムが乱立していることが最大の要因!
システムが連携しておらず現場の負担が増している。
IT化は効率化のためにするはずが、現場の使い勝手を無視し、入力作業が増えているのは本末転倒!
指摘は、正鵠を射ているなぁ。
コロナくんに翻弄されっ放しの美しい国。
9月に創設されるデジタル庁が主導して整備予定の・・・。
「ガバメントクラウド(政府クラウド)」とかは、どんな活躍を見せてくれるんでしょうねぇ?
おそらくダメ親分は、「こんなはずじゃなかった」とぼやくんだろうなぁ。