コロナばい菌退治に鳴り物入りで登場したワクチンの接種。
美しい国では、進捗状況を一元的に把握するため、導入した新システム。
それが、自治体や医療機関から不満の声が続出らしい。
接種券を読み取るタブレットの不具合に加え、システムへの入力作業等が重荷のようだ。
高齢者に続き、一般の人の接種が本格化するにつれ、接種状況の迅速な把握が難しくなる。
あるいは誤った情報が入力されるケースも想定されるとか。
この新導入の「ワクチン接種記録システム(VRS)」は、こんなもののようだ。
自治体側が予め整備の予防接種台帳や住民基本台帳から・・・。
住民の氏名や生年月日、接種券の番号、マイナンバーの情報を入力。
タブレットで接種会場の担当者が接種券に記載の18桁の数字列を読み取り、接種記録を蓄積。
今までの接種は、情報が予防接種台帳に反映まで2~3カ月かかることもあった。
しかし、新システムは瞬時に接種記録把握が可能。
国は約4万台のタブレットを市区町村に配布。
しかし現場では、タブレットが18桁の数字列を読み込まず、またフリーズの不具合が頻発。
手振れでタブレットが数字を全く読み取らない。
数字の部分が汚れていたら、全く違う番号を識別。
最悪の場合、接種を受けた住民ではない人物の接種記録が蓄積されるそうな(続く)。