突っ張る韓国

8月2日、美しい国が韓国を「ホワイト国」(優遇対象国)から排除することを閣議決定。
経済産業省は、韓国へ輸出した戦略物資の使用に関する不透明性を理由に「正当な措置」と主張。
しかし韓国側は、徴用工問題に対する報復だと激しく反発。

日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定等など・・・。
対立姿勢を打ち出して両国関係は、最悪の状態に陥る。
優遇措置の中止であるとして、貿易管理の側面を強調しながら淡々と事務的対応の美しい国。

対する韓国側の反応は明らかに感情的な展開。
韓国のマスコミは、日本を「いじめる強者」、韓国を「いじめられる弱者」と位置づけ描写。
日本に対する韓国国民の反感を煽るような展開。

反撃の手段として選んだのが、日本製品不買運動。
第1段階はトヨタ自動車、日産自動車、キヤノン、ソニー、パナソニック、三菱自動車等がターゲット。
中でも重要ターゲットが、韓国市場で快進撃を続けているアサヒビールとユニクロだとか。

アサヒビールは、2014年に韓国の輸入ビールの中で38%のシェアを誇る人気商品。
ユニクロはこの10年間で売り上げが50倍以上に急増し、「国民ブランド」と呼ばれるまで成長。
結果、日本製品不買運動は皮肉なことを露呈した。

反日デモを取材する記者たちのカメラは99%が日本製。
反日イベントの公演に登場したバンドは、YAMAHA等の日本製楽器を使って・・・。
民族意識を高揚させる歌を歌ったとか。

愛国的な行動は、韓国で日本製品の影響力がどんなに大きなものだったか。
国民に強く認識させる結果を生み出したらしい・・・。