障がい者雇用不正に思う

親分が大法螺こきで嘘つきなら、子分も同じと言う景色。
何と中央省庁や自治体で障害者雇用の水増しが相次いで発覚中。
ガイドラインに反して障害者手帳等を確認せずに雇用率に算入。

その正しい人数は、3,000人台となる見通しらしい。
中央省庁は、約6,900人を雇用していたと発表。
結果、半数程度が不正算入されていたことになる。

慌てた安倍政府は、10月までに再発防止策を取りまとめるというお粗末劇。
安倍親分は、厚生労働大臣にスピード感を持ってしっかり取り組むように、と指示。
自分がインチキをやっていながら、しっかり取り組めか？

みんな、安倍を見習っているのに、それさえ気づかない馬鹿殿様だな、お前は。
振り返れば、障害者雇用制度はこんな仕組み・・・。
障害者雇用促進法に基づき、障害者を一定割合以上雇用することを義務付ける。

障害者が自立できる社会を築くことが目的・・・。
従業員全体に占める障害者の雇用目標割合を「法定雇用率」と規定。
今年4月現在、民間企業は2.2%、国・地方公共団体は2.5%、都道府県教育委員会は2.4%。
達成できない企業からは、納付金を徴収。
達成した企業には、助成金というご褒美を支給。

思うに、福祉を食い物にするにするとは、まさにこのことだな・・・安倍。