電話料金攻防戦

安倍の女房役である官房長官、菅クンがしゃしゃり出て来たな。
総務省が携帯電話料金の引き下げに向けた議論を開始する景色。
携帯電話の通信料が家計を圧迫している現実に配慮。

菅長官は、4割程度下げる余地があると豪語する。
しかし、NTTドコモ等の大手3社は徹底抗戦の絵。
巨額の設備投資を控えており、大幅な値下げには慎重・・・。

この背景には、総務大臣の野田聖子ちゃんの活躍も見逃せれない。
情報通信審議会(会長＝内山田竹志トヨタ自動車会長)に対して諮問。
その内容は、携帯料金の引き下げを含む情報通信分野の競争ルールの整備。

来年6月をめどに中間答申、12月をめどに最終答申をまとめるそうな。
NTTドコモ等の大手3社の年間営業利益。
それが約9千億～1兆3千億円にのぼることにも目を付けたようだな。

スマートホーンホの普及や動画視聴の増加等などで・・・。
利用者が使うデータ量が増え、携帯料金への支出は増え続ける一方。
そんな中で統一地方選や参院選を間近に控える安倍政権。

携帯料金の引き下げを打ち出して国民の関心を誘う作戦だ。
家計の支出を減らせば、アベノミクスも向上するとの思惑も見え隠れ。
大法螺ばかりこいていたので、わずかに罪滅ぼしと言ったところか。

しかし散財劇場の財政難は、増税でしのぐという隠し玉の手品も忘れない。
安倍の操る嘘つき政治・・・美しい国の名に恥じない輝きを増している昨今・・・。