ロシア軍は、戦車部隊を筆頭に大軍でウクライナに侵攻した。
迎え撃つウクライナ軍は、兵員も武器も足りない状態で防戦一方だった。
しかし最近は、ウクライナが反転攻勢に転じる景色が見え始めた。
メディア3紙の見出しは、こんな調子で盛り上げる。
5月2日の日本経済新聞電子版は、こう。
ウクライナ高官「5月末にも反転攻勢」、米欧軍事支援で。
5月7日の読売新聞オンラインは、こうだ。
ゼレンスキー氏、クリミア奪還目指す・・・米欧提供の武器そろう6月以降に反転攻勢。
5月11日の産経新聞電子版では、こんな塩梅。
ウクライナ、東部ハリコフで反攻。
ベラルーシが国境に部隊、陽動作戦の可能性。
ゼレンスキー大統領の顧問は、こうも語る。
欧米の武器供与で戦力が充実しつつある。
遅くとも6月半ばになれば、反転攻勢に出られる!
そしてゼレンスキー大統領は、勢いづく。
2014年にロシアが併合した南部クリミアの奪還を命じた!
そうだよねぇ、少人数の部隊で待ち伏せ。
ドローンや対戦車ミサイルで侵攻を食い止める戦術だったものねぇ。
結果、多大な戦果を挙げて世界をビックリさせてくれる展開。
ニュースを見る限りでは、反攻は既に始まっていると思う。
そんな景色に変貌しているよねぇ。
当初アメリカは、ロシアを刺激しないように支援を手加減していたようだ。
しかし今は、ロシア軍の損害を見るに、相手を過大評価していたと気づいたらしい。
プーチンが、核使用の可能性をちらつかせても、単なる脅しと判断したとか。
ロシアを叩くチャンスと捉えて、積極支援に転じたアメリカ。
腹の探り合いのような戦争に一喜一憂するが・・・。
ウクライナの攻勢は、軍艦マーチが鳴りっ放しの状態ですねぇ。