函館発「団塊オヤジの独り言」

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東京地検特捜部

2019年12月31日 04時07分14秒 | 治安
東京地検特捜部が、俄然注目を浴びる景色。

長らく政界捜査から遠ざかっていた特捜部だが、面目躍如の景色。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で・・・。
約10年ぶりに現職国会議員の逮捕劇。

収賄という権力腐敗の象徴ともいえるこの事件。
収賄容疑での逮捕は、実に約17年ぶりだそうな。
連続する検察不祥事で信頼が地に堕ちた今、最強捜査機関の名誉が復活したような景色。

12月25日、東京地検特捜部は、IR事業を巡って・・・。
中国企業から300万円を受領する等したIR担当副大臣だった衆議院議員の秋元司を逮捕!

ところで過去を振り返れば特捜部の実績は、こんな塩梅。
「首相の犯罪」を暴いたロッキード事件(昭和51年)。
戦後最大級の汚職といわれたリクルート事件(平成元年)で数多くの国会議員を摘発。

時の権力にたびたび切り込み、最強の捜査機関とまで呼ばれていた。
その後、低迷を続けていた特捜部だが、ここに来て息を吹き返した!
敏腕検事で事件積極派として知られる森本宏検事が特捜部長就任。

就任時には、こんな意気込みを語ったらしい。
国民が不公正や不公平と思うような事件、水面下に隠れて見えない事件を見つけ出し刑事責任を問う!

スーパーゼネコン4社によるリニア中央新幹線建設談合や・・・。
文部科学省幹部の汚職等を次々と手がけたという。
日産自動車のカルロス・ゴーン会長(当時)の逮捕も担当したというから凄い。

そして今回の現職国会議員の逮捕劇。
1年程度での交代が多い特捜部長席だが、森本検事の在任は3年目と異例。
加えて、捜査機関の新たな武器として司法取引も導入された昨今。

更なる巨悪の剔抉に期待したいねぇ・・・。
晋三を退治してくれたら、最高なんだがなぁ。

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